KONASUKEの部屋

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キイチゴトゲサルゾウムシ?20210415

2022年02月22日 | コウチュウ目
キイチゴトゲサルゾウムシ?
同じくキイチゴ類につくニセキイチゴトゲサルゾウムシがいて、ほとんど資料がなく、確証が持てません。

食べるキイチゴ類が微妙に違うらしいのですが。
キイチゴトゲサルゾウムシ:カジイチゴ、クマイチゴ、ニガイチゴ等
ニセキイチゴトゲサルゾウムシ:モミジイチゴ、ナガバモミジイチゴ
KONASUKEには英語のタームだらけの論文は、骨が折れるどころか、複雑骨折モノ(笑)
このキイチゴ類の名前も、今のところ分かりませんが、モミジイチゴではないと思います。
なので、キイチゴトゲサルゾウムシとしておきます。

あまりに小さくて、比較的ピントが合ったのが、この一枚のみです。

口吻は下向きなので、背中側からは見えないようです。
キイチゴの花弁には、小さな食痕が。
ネット上に本種が花弁を食べている動画もあるので、本種の食痕ではないかと。
ただ、キイチゴには他にも住人がいるようなので、キイチゴトゲサルゾウムシの食痕とは限りません。

分類:
コウチュウ目ゾウムシ科サルゾウムシ亜科
体長:
2.5~3mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
5~8月
越冬形態?
エサ:
キイチゴ、カジイチゴなど
その他:
丸い体型で、地色は黒色、白~淡褐色の鱗毛が生える。
かつてキイチゴトゲサルゾウムシとされていた中に、二種が混じっていることが分かり、ニセキイチゴトゲサルゾウムシ(モミジイチゴ、ナガバノモミジイチゴにつく、本州以南)が新種記載された。
参考:
虫ナビ
吉崎ネット甲虫館
甲虫三昧
日本列島の甲虫全種目録(2021/2022年)
YouTube
「みどりの昆虫館」びいとるず
南大沢昆虫便り
今坂正一とE-アシスト
J.Huang,H.Yoshitake,
R.Zhang et M.Ito Taxonomic revision of the East Asian genus Scleropteroides Colonnelli,1979(Coleoptera,Curculionidae,Ceutorhynchinae) ZooKyeys 437:45-86(2014)



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