2024年の画像から。
ムネアカツヤコマユバチ(ムネアカトゲコマユバチ)。
赤い頭部と胸部、黒い触角、脚、翅。
後脚の基節に棘状の突起があるとのこと。
この画像では確認できません。
タケトラカミキリ、ブドウトラカミキリの幼虫に寄生すると言われます。
撮影したのはビオトープ天神の里の薪置き場。
まぁ、カミキリムシ幼虫は一杯居そうですが。
ブドウとタケは無さそうです。
他のトラカミキリにも寄生する . . . 本文を読む
2024年の画像から。
スジボソフトハナバチ(スジボソコシブトハナバチ)。
前回の記事で紹介したナミルリモンハナバチの寄主とされるハチです。
ナミルリモンハナバチを撮影した日、10m程離れた場所で、やはりコウヤボウキで吸蜜中でした。
スジボソフトハナバチもナミルリモンハナバチも生態は謎の部分が多いですが。
こうも近くにいると、ナミルリモンハナバチがスジボソフトハナバチに労働寄生するとの話も信ぴ . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ナミルリモンハナバチ!
2024年最大のヒットかも知れません。
ツリフネソウの咲くビオトープ天神の里なら、きっと居るのではないか?
この何年か、探していた甲斐がありました。
もっとも、蜜を吸っているのはコウヤボウキの花。
この時期、まだツリフネソウは開花しません。
こちらは、コウヤボウキで吸蜜中のスジボソコシブトハナバチ。
ナミルリモンハナバチは、このハチに労働寄生す . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ナミモンクモバチの♀。
触角の付け根~単眼までの間が、黒い帯状になっています。
ベッコウクモバチかと思ったら、類似種だった。
_| ̄|○
まるっと記事、書き直しだよ。
( ;∀;)
以前は「~ベッコウ」だったのが、今は「~クモバチ」という名前に統一されたようです。
クモを狩るハチの仲間、ということが、ハッキリ分かる名前にした、ということなんでしょうね。
翅の先は青黒い . . . 本文を読む
2024年の画像から。
バラハキリバチ。
ただしピンボケ
( ;∀;)
しかもこれ1枚しか撮れてない
( ;∀;)
バラハキリバチは、葉を丸く切り取って、幼虫のための育房を作ります。
竹筒などに葉っぱをコップ状に敷き詰め、蜜で花粉を練って、卵を産む
・・・を繰り返すのです。
この葉っぱを切った犯人も、バラハキリバチかも。
分類:
ハチ目ハチ亜目ミツバチ上科ハキリバチ科ハキリバチ亜科
体長:
♂ . . . 本文を読む
シダ類に固めの泡。
10月ですから、アワフキムシの幼虫ではありません。
アワフキムシの幼虫の泡は、もっと緩いですしね。
中から出てきたのは、ウジ状の幼虫。
幼虫の画像の上の方に肉の突起のような物が見えます。
実はこっちはお尻(笑)
頭は画像の下の方の、オレンジ色の部分。
1cm未満の小さな幼虫ですから、肉眼では何が何だか。
KONASUKE、老眼で乱視なもので。
暗いとこで細かい物とか、マ . . . 本文を読む
イヨヒメバチ。
小楯板と触角の真ん中付近だけ黄白色で、他は全身ほぼ真っ黒。
顔面の複眼の内側に、細い黄白色のラインがあります。
冒頭の画像は、翅を畳んだ瞬間のようで、翅の両端がブレているようです。
次に撮った画像には、それらしきものが写っていません。
まぁ、これはブレブレですが、腹が翅からはみ出ているとか、翅の模様とかではなさそうです。
類似種は脚に何らかの白紋があったり、腹の先が黄白色紋が . . . 本文を読む
トガリハチガタハバチ。
「ビオトープ天神の里」で撮影。
この一枚を撮っただけで、逃げられてしまいました。
かなり暗い状況で撮ったので、その時には何者か分からず。
プレビュー画面でみた時も、ムモンホソアシナガバチかと思っていました。
色味がとても良く似ていたので。
しかし、パソコンの画面で見ると、何か違和感。
腰が細くない。
これはハバチなど太腰亜目の何かではないか?
そこで調べ直し、トガリハチガ . . . 本文を読む
ウツギヒメハナバチ。
動き回る上に、撮影時は強風が吹いていて、ブレブレ写真です。
_| ̄|○
ウツギの花も終わりだし、来年への宿題かなぁ?
①後脚:花粉を付けているのは♀
②♀の頭部:角張る
③第2~4腹節後縁:明瞭な白色毛の横帯
分類:
ハチ目 細腰亜目ハナバチ上科ヒメハナバチ科
体長:
♂10~11mm
♀12~13mm
分布:
本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
5~6 . . . 本文を読む
シロスジヒゲナガハナバチ。
アザミで夢中で吸蜜中です。
触角が長いので、♂ですね。
これまでにも、何度かヒゲナガハナバチ類の撮影に挑戦してきましたが。
動き回って上手く撮れません。
今回、ようやく、種の特定に必要な翅脈が撮れたので、とりあえずアップ。
水色でなぞった翅脈が2個なので、シロスジヒゲナガハナバチ。
これが3個なら、ニッポンヒゲナガハナバチ。
色彩は個体差があるので、同定には使 . . . 本文を読む
フタモンアシナガバチ。
第2腹節の背板には、二つの黄色斑があります。
(和名の由来。)
近縁種との区別ですが。
トガリフタモンアシナガバチは、北海道に生息し、本州では秋田県のみで記録があるとのことで、茨城県には居ませんね。
♀の大アゴが全体に黒く、前胸背後縁の黄条が前方で途切れず、前胸背板前縁の黄条とつながるそうです。
又、♂の頭楯前縁は鋭く尖るそうです。
これらの特徴について、大アゴの色が逆 . . . 本文を読む
オナガキバチの♀。
体はほとんど黒色で、♀は太く長い産卵管が目立ちます。
これでスギやヒノキなど多くの樹木の、主に衰弱木、枯死木、伐採木の幹に産卵します。
♀の脚は基部を除いて橙黄色。
♂は当然ですが産卵科が無く、脚はほとんど黒色です。
ちょっと気になったのが、ネット上で「産卵管の基半は黄色」とあること。
この画像では翅に隠れて見えないからかと思ったんですが。
ネット上の画像でも、そのような特 . . . 本文を読む
ウマノオバチの♀。
産卵管は実に体長の6倍もあります。
シロスジカミキリの幼虫に寄生するとされ、そのシロスジカミキリをめっきり見なくなった昨今、ウマノオバチも滅多にお目にかかれません。
もっとも、シロスジカミキリの幼虫に寄生するのではなく、ミヤマカミキリの蛹に寄生するのだとの指摘もあるようです。
それなら、日本一の栗の産地である旧岩間地区で、もっと広範に見られても良い気がするのですが?
ミヤ . . . 本文を読む
ナラメリンゴフシ(楢芽林檎五倍子)。
ナラメリンゴタマバチの虫こぶです。
本来、コナラの葉が出る所に、リンゴ状の虫こぶが出来ます。
まぁ、美味しそうではない(笑)
何と言うか、冷蔵庫の隅っこで乾燥した、スッカスカのヤツな(笑)
分類:
ハチ目タマバチ上科タマバチ科
体長:
両性世代2mm程度、単性世代4mm程度?
分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
両性世代5~ . . . 本文を読む
ハエヤドリアシブトコバチ。
葉裏でじっとしています。
最初、いつものキアシブトコバチかとも思ったんだけど。
何となく違和感。
帰宅後、拡大してみると?
もっと脚が黄色くなかったか?
キアシブトコバチは、前・中脚脛節の上面、後脛節の上面が黄色いと思われるので、ハエヤドリアシブトコバチとしました。
コマユバチアシブトコバチとは、小楯板の形状が違うように思われます。
ただ、ハエヤドリアシブトコバチ . . . 本文を読む