8/21夜、今年初めてクツワムシが鳴くのを確認しました。
車の窓を開けて走行していても、クツワムシの声は確認できます。
そろそろかな? と思って、待ち構えてました(笑)
しかし、旧岩間町ではクズの群落で、あちこちで鳴いているのに、旧友部町、旧笠間市では聞かれないのは、なぜだろう?
まぁ、もう少し、探してみますがね。
(画像は2020年のもの)
絶滅危惧ⅠB類(茨城県)
分類:
バッタ目コオロギ . . . 本文を読む
シブイロカヤキリ。
褐色型のみが知られています。
後脚は短い。
クビキリギスに似ていますが、大アゴが黒色で、周囲は黒ずみます。
(クビキリギスの大アゴは朱色。)
このコにたどり着くまでに、どれほどのクビキリギスの大アゴを覗き込んだことか!
この個体は、体長が40mm切りますね。
別名:シブイロカヤキリモドキ
分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科キリギリス科クサキリ亜科
全長:36~46m . . . 本文を読む
カマドウマ。
ザ・カマドウマ・オブ・カマドウマ!(笑)
一般的なマダラカマドウマやクラズミウマと違って、斑模様のない、シンプルデザイン。
背中や腿節は黒っぽく、脛節の先とふ節は白っぽい。
触角は長い。
この長い触角が、視覚・聴覚を補っています。
今回、カマドウマのことを調べていくうち、面白い記事を見つけたので、ちょっとご紹介。
カマドウマの寄生虫、ハリガネムシが作る川の生態系
カマキリに寄生 . . . 本文を読む
ササキリモドキ。
触角はこんなに長い。
①前翅から後翅がはみ出す
②前翅には黒色点が散らばる
③胸背面は淡褐色
分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科ササキリモドキ科
体長:11~15mm
全長:約25mm
分布:本州(宮城県以南)、四国、九州
丘陵
成虫の見られる時期:8~11月(年1化)
越冬形態?
エサ:植物の葉?
その他:薄緑色。
前翅から後翅が突出する。 . . . 本文を読む
ツヅレサセコオロギの♂。
ただし死んでます。
来年は生きている個体を撮りたいねぇ。
本州では、「ザ・コオロギ」というほどありふれた種。
・・・なのだが、まだアップしていなかったことが判明。
こっち方面がいかに手薄かが、如実に表れていますな(笑)
鳴く虫関係も、も少し強化しないとねぇ。
頭のカチューシャ状の白帯が、真ん中で細くなるのが特徴。
背中側から。
腹側から。
口の周辺。
分類:バ . . . 本文を読む
クツワムシの♂。
20180821に♀をアップしていますが、♂の画像が撮れたのでアップ。
窓を開けて車を走らせていると、巨大な一定のリズム。
ガチャガチャガチャガチャ・・・
クツワムシの鳴き声です。
場所は国道沿いのクズの薮の中。
場所を入念に確かめ、「ライティング!」
全く動じることなく、大音量で鳴き続けています。
角度を変えて、もう少し!
こっちに気付いて、向きを変えました。
ここでタ . . . 本文を読む
ヒメツユムシ。
「ツユムシ」と付きますが、「ツユムシ」の仲間ではありません。
「ササキリモドキ」の仲間です。
「ササキリ」と付きますが、「ササキリ」の仲間ではありません。
・・・ややこしいですね(笑)
キリギリス上科には、大きく分けて、キリギリスの仲間、ツユムシの仲間、そしてササキリモドキの仲間がいます。
要するにキリギリスでもない、ツユムシでもない、第3のグループが「ササキリモドキ」です。
因 . . . 本文を読む
マダラバッタ。
翅は長い。
背中のラインに対して顔のラインが斜めで、トノサマバッタなどと比べて、額が尖って見える。
触角は比較的長く、複眼は大きい。
最も大きな特徴は、前翅の付け根に緑色(あるいは黄白色)の横筋があること。
また、写真では確認出来ませんが、後脚の脛節(すね)は、上から
黒色
↓
青色
↓
赤色
のキレイな斑模様となっています。
別名:ヒメバッタ
分類:バッタ目バッタ科トノサマ . . . 本文を読む
バッタ目の、恐らく幼虫の抜け殻。
触角の長さ・太さから言って、キリギリス系ではなさそう。
フキバッタとかイナゴとか、そっちの系統でしょうね。
カマキリ類の抜け殻は結構見るけど、バッタのは滅多に見ないね。
脱皮しているところ、あるいはその直後を襲われたら、ひとたまりもないからね。
普通は、その痕跡すら見せないようにするだろうしね。
長い脚を、後ろにグッと突っ張らせたポーズが印象的ですね。
ここが最 . . . 本文を読む
ヒガシキリギリスの♂。
「ギーッ、チョン」とか「チョン、ギース」とか「チッ、ズリーッ」など、鳴き声について、色々な記述が見られます。
音に最も近いのは、「チッ、ズリーッ」かな?
何か「チェッ、ズルい!」っぽく聞こえますけどね。
実際、「チッ」って音は人間の舌打ちに似ていて、KONASUKEは撮影のため、舌打ちしながらキリギリスに近づきました。
効果の程は?ですけど(笑)
鳴き声は主に、「チッ」 . . . 本文を読む
今朝、今季初めてヒガシキリギリスが鳴いているのを確認しました。
真夏のイメージがありますが、この時期に鳴き出すようですね。
こないだナキイナゴを撮影した時は鳴いていなかったから、最近、鳴き出したのでしょう。
2016年にも、「7月の初めから狙ってた」旨の記事がありますので、例年、6月末~7月初頭から鳴き始めるんでしょうね。
これも時間をかければ撮影出来たと思いますが、中々、全てに時間をかけている . . . 本文を読む
ナキイナゴの♂。
翅と後脚を擦り合わせて鳴きます。
これは薮を突っついて追い出した個体なので、残念ながら鳴いてはくれませんでした。
辺りでは、♂たちが競って鳴いていました。
今年の課題の一つだったナキイナゴが撮れました。
音を頼りに探り当てたカップル。
覗き見感、満載ですね(笑)
♂は交尾中でも鳴いていました。
他の♂に対抗してるのかと思ったら、♀を呼ぶために鳴いている時(コーリング)と、交 . . . 本文を読む
ヤブキリの幼虫。
サクラのひこばえの上にいました。
この時期、花の上で見ることが多いですが。
ミズバショウの葉の上でも。
春にはそこら中で幼虫を見かけるのに、成虫はあまり見ないのは、単に数が減るというばかりではなさそう。
幼虫は草原にいるけど、成虫は樹上性なので、見つけるのが難しいのかもね。
こっちはミズバショウの花。
もう、花粉も出ないと思うんですけどね。
分類:バッタ目キリギリス科キリギ . . . 本文を読む
ウスグモスズのメスの幼虫。
鳴く虫の仲間でありながら、オスも鳴きません。
一体、どうやってオスとメスが出あうのでしょうか?
興味深いところです。
分類:バッタ目ヒバリモドキ科ヒバリモドキ亜科
体長:6~8mm
分布:本州(関東~鳥取)、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:8~10月
卵で冬越し?
エサ:雑食性?
その他:体色は黄褐色~淡褐色で光沢はない。
頭は . . . 本文を読む
トノサマバッタ。
日本産のバッタ中、最大種。
胸の上は直線的。
前翅の黒斑は細かい。
後翅に黒色帯はない。
褐色型。
クルマバッタ。
胸の上は、アーチ状に盛り上がる。
前翅の黒斑はトノサマバッタより大きい。
後翅に輪状の黒色帯があり、基部は鮮やかな黄色紋。
褐色型はまれ。
クルマバッタモドキ褐色型。
胸に「X」字状の模様がある。
胸の上は直線的。
緑色型。
褐色型に比べてまれ。
トノサ . . . 本文を読む