KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

クツワムシ初鳴き220821

2022年08月23日 | バッタ目
8/21夜、今年初めてクツワムシが鳴くのを確認しました。 車の窓を開けて走行していても、クツワムシの声は確認できます。 そろそろかな? と思って、待ち構えてました(笑) しかし、旧岩間町ではクズの群落で、あちこちで鳴いているのに、旧友部町、旧笠間市では聞かれないのは、なぜだろう? まぁ、もう少し、探してみますがね。 (画像は2020年のもの) 絶滅危惧ⅠB類(茨城県) 分類: バッタ目コオロギ . . . 本文を読む

シブイロカヤキリ20210519

2021年05月20日 | バッタ目
シブイロカヤキリ。 褐色型のみが知られています。 後脚は短い。 クビキリギスに似ていますが、大アゴが黒色で、周囲は黒ずみます。 (クビキリギスの大アゴは朱色。) このコにたどり着くまでに、どれほどのクビキリギスの大アゴを覗き込んだことか! この個体は、体長が40mm切りますね。 別名:シブイロカヤキリモドキ 分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科キリギリス科クサキリ亜科 全長:36~46m . . . 本文を読む

カマドウマ20201029

2021年03月08日 | バッタ目
カマドウマ。 ザ・カマドウマ・オブ・カマドウマ!(笑) 一般的なマダラカマドウマやクラズミウマと違って、斑模様のない、シンプルデザイン。 背中や腿節は黒っぽく、脛節の先とふ節は白っぽい。 触角は長い。 この長い触角が、視覚・聴覚を補っています。 今回、カマドウマのことを調べていくうち、面白い記事を見つけたので、ちょっとご紹介。 カマドウマの寄生虫、ハリガネムシが作る川の生態系 カマキリに寄生 . . . 本文を読む

ササキリモドキ20201012

2021年02月19日 | バッタ目
ササキリモドキ。 触角はこんなに長い。 ①前翅から後翅がはみ出す ②前翅には黒色点が散らばる ③胸背面は淡褐色 分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科ササキリモドキ科 体長:11~15mm 全長:約25mm 分布:本州(宮城県以南)、四国、九州    丘陵 成虫の見られる時期:8~11月(年1化)           越冬形態? エサ:植物の葉? その他:薄緑色。 前翅から後翅が突出する。 . . . 本文を読む

ツヅレサセコオロギ♂(死骸)20200927

2020年12月05日 | バッタ目
ツヅレサセコオロギの♂。 ただし死んでます。 来年は生きている個体を撮りたいねぇ。 本州では、「ザ・コオロギ」というほどありふれた種。 ・・・なのだが、まだアップしていなかったことが判明。 こっち方面がいかに手薄かが、如実に表れていますな(笑) 鳴く虫関係も、も少し強化しないとねぇ。 頭のカチューシャ状の白帯が、真ん中で細くなるのが特徴。 背中側から。 腹側から。 口の周辺。 分類:バ . . . 本文を読む

クツワムシ♂20200910

2020年10月26日 | バッタ目
クツワムシの♂。 20180821に♀をアップしていますが、♂の画像が撮れたのでアップ。 窓を開けて車を走らせていると、巨大な一定のリズム。 ガチャガチャガチャガチャ・・・ クツワムシの鳴き声です。 場所は国道沿いのクズの薮の中。 場所を入念に確かめ、「ライティング!」 全く動じることなく、大音量で鳴き続けています。 角度を変えて、もう少し! こっちに気付いて、向きを変えました。 ここでタ . . . 本文を読む

ヒメツユムシ20200814・0829・0905

2020年10月24日 | バッタ目
ヒメツユムシ。 「ツユムシ」と付きますが、「ツユムシ」の仲間ではありません。 「ササキリモドキ」の仲間です。 「ササキリ」と付きますが、「ササキリ」の仲間ではありません。 ・・・ややこしいですね(笑) キリギリス上科には、大きく分けて、キリギリスの仲間、ツユムシの仲間、そしてササキリモドキの仲間がいます。 要するにキリギリスでもない、ツユムシでもない、第3のグループが「ササキリモドキ」です。 因 . . . 本文を読む

マダラバッタ20200802

2020年10月07日 | バッタ目
マダラバッタ。 翅は長い。 背中のラインに対して顔のラインが斜めで、トノサマバッタなどと比べて、額が尖って見える。 触角は比較的長く、複眼は大きい。 最も大きな特徴は、前翅の付け根に緑色(あるいは黄白色)の横筋があること。 また、写真では確認出来ませんが、後脚の脛節(すね)は、上から 黒色 ↓ 青色 ↓ 赤色 のキレイな斑模様となっています。 別名:ヒメバッタ 分類:バッタ目バッタ科トノサマ . . . 本文を読む

バッタ類抜け殻20200501

2020年10月01日 | バッタ目
バッタ目の、恐らく幼虫の抜け殻。 触角の長さ・太さから言って、キリギリス系ではなさそう。 フキバッタとかイナゴとか、そっちの系統でしょうね。 カマキリ類の抜け殻は結構見るけど、バッタのは滅多に見ないね。 脱皮しているところ、あるいはその直後を襲われたら、ひとたまりもないからね。 普通は、その痕跡すら見せないようにするだろうしね。 長い脚を、後ろにグッと突っ張らせたポーズが印象的ですね。 ここが最 . . . 本文を読む

ヒガシキリギリス20200720

2020年07月28日 | バッタ目
ヒガシキリギリスの♂。 「ギーッ、チョン」とか「チョン、ギース」とか「チッ、ズリーッ」など、鳴き声について、色々な記述が見られます。 音に最も近いのは、「チッ、ズリーッ」かな? 何か「チェッ、ズルい!」っぽく聞こえますけどね。 実際、「チッ」って音は人間の舌打ちに似ていて、KONASUKEは撮影のため、舌打ちしながらキリギリスに近づきました。 効果の程は?ですけど(笑) 鳴き声は主に、「チッ」 . . . 本文を読む

ヒガシキリギリスが鳴くのを確認20200629

2020年06月29日 | バッタ目
今朝、今季初めてヒガシキリギリスが鳴いているのを確認しました。 真夏のイメージがありますが、この時期に鳴き出すようですね。 こないだナキイナゴを撮影した時は鳴いていなかったから、最近、鳴き出したのでしょう。 2016年にも、「7月の初めから狙ってた」旨の記事がありますので、例年、6月末~7月初頭から鳴き始めるんでしょうね。 これも時間をかければ撮影出来たと思いますが、中々、全てに時間をかけている . . . 本文を読む

ナキイナゴ♂・交尾20200617

2020年06月20日 | バッタ目
ナキイナゴの♂。 翅と後脚を擦り合わせて鳴きます。 これは薮を突っついて追い出した個体なので、残念ながら鳴いてはくれませんでした。 辺りでは、♂たちが競って鳴いていました。 今年の課題の一つだったナキイナゴが撮れました。 音を頼りに探り当てたカップル。 覗き見感、満載ですね(笑) ♂は交尾中でも鳴いていました。 他の♂に対抗してるのかと思ったら、♀を呼ぶために鳴いている時(コーリング)と、交 . . . 本文を読む

ヤブキリ幼虫20200414

2020年05月16日 | バッタ目
ヤブキリの幼虫。 サクラのひこばえの上にいました。 この時期、花の上で見ることが多いですが。 ミズバショウの葉の上でも。 春にはそこら中で幼虫を見かけるのに、成虫はあまり見ないのは、単に数が減るというばかりではなさそう。 幼虫は草原にいるけど、成虫は樹上性なので、見つけるのが難しいのかもね。 こっちはミズバショウの花。 もう、花粉も出ないと思うんですけどね。 分類:バッタ目キリギリス科キリギ . . . 本文を読む

ウスグモスズ♀幼虫20190824

2020年03月03日 | バッタ目
ウスグモスズのメスの幼虫。 鳴く虫の仲間でありながら、オスも鳴きません。 一体、どうやってオスとメスが出あうのでしょうか? 興味深いところです。 分類:バッタ目ヒバリモドキ科ヒバリモドキ亜科 体長:6~8mm 分布:本州(関東~鳥取)、九州    平地~丘陵 成虫の見られる時期:8~10月           卵で冬越し? エサ:雑食性? その他:体色は黄褐色~淡褐色で光沢はない。     頭は . . . 本文を読む

トノサマバッタ・クルマバッタ・クルマバッタモドキ

2020年02月14日 | バッタ目
トノサマバッタ。 日本産のバッタ中、最大種。 胸の上は直線的。 前翅の黒斑は細かい。 後翅に黒色帯はない。 褐色型。 クルマバッタ。 胸の上は、アーチ状に盛り上がる。 前翅の黒斑はトノサマバッタより大きい。 後翅に輪状の黒色帯があり、基部は鮮やかな黄色紋。 褐色型はまれ。 クルマバッタモドキ褐色型。 胸に「X」字状の模様がある。 胸の上は直線的。 緑色型。 褐色型に比べてまれ。 トノサ . . . 本文を読む