KONASUKEの部屋

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ヤマトシリアゲ夏型(ベッコウシリアゲ)♀20191005

2020年02月01日 | シリアゲムシ目
ヤマトシリアゲ夏型のメス。
かつては別種と考えられ、ベッコウシリアゲと呼ばれていた。
シリアゲムシの仲間は、オスがメスにエサをプレゼントして交尾するという変わった習性を持つ。

分類:シリアゲムシ目シリアゲムシ科
体長:15~20mm
分布:本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4月中旬~9月中旬(春と晩夏に発生)

エサ:成虫・・・昆虫の体液
   幼虫・・・
その他:春型は体色が黒色で大型、夏型は鼈甲色で小型。
    かつては両者は別種とされ、夏型はベッコウシリアゲと呼ばれた。
    翅に二本の太い黒帯がある。
    頭部は前に長い。
    オスの腹端にはハサミがあり、これを巻き上げるポーズをとる。
    (喧嘩をする時の武器になる?)
    メスにはハサミがない。
    オスはエサのそばでフェロモンを出してメスを呼び、エサを渡して交尾する。
    他種では唾液を吐いてメスに与える行動が見られるが、本種では観察例がない。
    林縁部、草丈の高い植物の茂る河原などに生息する。
    シリアゲムシ目は完全変態し、幼虫は芋虫型で土中に生息する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   虫ナビ


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