ヒメジュウジナガカメムシ。
24年10月17日から11月28日にかけて、群れている姿が見られました。
今年は例年になく、見る機会が多かったですね。
241017①
幼虫も含めて群れています。
幼虫の段階で群れて、その後、羽化していったものと思われます。
241017②
しかし、これは何の葉だろう?
食草のガガイモではなく、クワ科のような?
241017③
こちらは開花前のアメリカセンダングサのような?
241017④
食草以外に群れるなんて、聞いたことがありません。
241108①
クワ科?の地上部は枯れてしまったのか、抜かれてしまったのか、全く見当たらず、全個体がアメリカセンダングサ?に移っていました。
241108②
この時には成虫ばかりで、幼虫は右上のピンボケのみ。
241108③
しかし、なぜ彼らは群れているのだろう?
241108④
交尾をしている訳でもなさそうです。
241108⑤
個体数は1017の時より、明らかに多くなっています。
241108⑥
この時は、このまま集団越冬に入るのか?と思ったのですが。
1017、1108の観察場所は水戸市。
241117
笠間市内でも3か所で集団を確認。
2024年は当たり年だったようです。
やはりアメリカセンダングサくらいしか見当たりませんでした。
赤と黒のボーダーを着ていたら、背中と言わず頭と言わず寄って来ました。
色に誘引される?
仲間と思われた?(笑)
241128水戸市
1108と比べて、明らかに個体数が減っています。
見つけたのはこの葉っぱの裏、一枚だけ。
その後、ヒメジュウジナガカメムシを撮っていません。
一旦は集団になるけど、その後、三々五々、越冬場所に移動するのでしょうか?
ならば何のために集まったのか?
何を合図にして集まるのか?
今のところ、明確な答えは見つかっていません。
RDB:
千葉県・準絶滅危惧種
分類:
カメムシ目カメムシ亜目カメムシ下目ナガカメムシ上科マダラナガカメムシ科マダラナガカメムシ亜科ジュウジナガカメムシ属
体長:
8~9mm
分布:
本州、四国、九州、南西諸島
平地~丘陵
成虫の見られる時期:
3~11月
成虫で冬越し
エサ:
幼虫・成虫・・・ガガイモ科の植物などの花や果実の汁
※カキ(香川県)、ナス(京都府)、カンキツへの加害ありとの情報あり
その他:
体は光沢のない橙赤色で、頭部、脚、前胸背および革質部の各一対の紋、小楯板とその周辺、膜質部は黒色。
革質部の黒色紋は楕円で小さい。
(ジュウジナガカメムシは、黒色紋が三角形で大きく、前翅が朱色のX紋になる。)
腹下面に環状の黒色帯があり、側面で分断されない。
(ジュウジナガカメムシは、黒色帯が側面で赤い斑紋により分断される。)
あまり多くないが、時に群生する。
ガガイモに含まれるアルカロイドを体に蓄積し、警戒色で毒があることをアピールしている。
群れることでより目立だせていると考えられる。
ガガイモがあれば市街地でも見られる。
草原に生息し、河原や農耕地周辺でも見られる。
関東では2000年頃から増え、発生を繰り返している。
一般に、地面の落ち葉の下や樹洞などに群れて越冬するらしい。
春から夏にかけて食草の芽生えを待って、交尾・産卵するという。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
日本原色カメムシ図鑑(全国農村教育協会)
日本原色カメムシ図鑑第3巻(全国農村教育協会)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
はなもく散歩
虫撮る人々
奈良女子大学付属幼稚園
あうるの森
こぎつねさんぽに出かけよう
はるなつあきふゆ夕菅の庭
はるなつあきふゆ夕菅の庭
京都府
J-Stage
奥行き1mの果樹園
きよせ季節だより
レッドデータ検索システム
24年10月17日から11月28日にかけて、群れている姿が見られました。
今年は例年になく、見る機会が多かったですね。
241017①
幼虫も含めて群れています。
幼虫の段階で群れて、その後、羽化していったものと思われます。
241017②
しかし、これは何の葉だろう?
食草のガガイモではなく、クワ科のような?
241017③
こちらは開花前のアメリカセンダングサのような?
241017④
食草以外に群れるなんて、聞いたことがありません。
241108①
クワ科?の地上部は枯れてしまったのか、抜かれてしまったのか、全く見当たらず、全個体がアメリカセンダングサ?に移っていました。
241108②
この時には成虫ばかりで、幼虫は右上のピンボケのみ。
241108③
しかし、なぜ彼らは群れているのだろう?
241108④
交尾をしている訳でもなさそうです。
241108⑤
個体数は1017の時より、明らかに多くなっています。
241108⑥
この時は、このまま集団越冬に入るのか?と思ったのですが。
1017、1108の観察場所は水戸市。
241117
笠間市内でも3か所で集団を確認。
2024年は当たり年だったようです。
やはりアメリカセンダングサくらいしか見当たりませんでした。
赤と黒のボーダーを着ていたら、背中と言わず頭と言わず寄って来ました。
色に誘引される?
仲間と思われた?(笑)
241128水戸市
1108と比べて、明らかに個体数が減っています。
見つけたのはこの葉っぱの裏、一枚だけ。
その後、ヒメジュウジナガカメムシを撮っていません。
一旦は集団になるけど、その後、三々五々、越冬場所に移動するのでしょうか?
ならば何のために集まったのか?
何を合図にして集まるのか?
今のところ、明確な答えは見つかっていません。
RDB:
千葉県・準絶滅危惧種
分類:
カメムシ目カメムシ亜目カメムシ下目ナガカメムシ上科マダラナガカメムシ科マダラナガカメムシ亜科ジュウジナガカメムシ属
体長:
8~9mm
分布:
本州、四国、九州、南西諸島
平地~丘陵
成虫の見られる時期:
3~11月
成虫で冬越し
エサ:
幼虫・成虫・・・ガガイモ科の植物などの花や果実の汁
※カキ(香川県)、ナス(京都府)、カンキツへの加害ありとの情報あり
その他:
体は光沢のない橙赤色で、頭部、脚、前胸背および革質部の各一対の紋、小楯板とその周辺、膜質部は黒色。
革質部の黒色紋は楕円で小さい。
(ジュウジナガカメムシは、黒色紋が三角形で大きく、前翅が朱色のX紋になる。)
腹下面に環状の黒色帯があり、側面で分断されない。
(ジュウジナガカメムシは、黒色帯が側面で赤い斑紋により分断される。)
あまり多くないが、時に群生する。
ガガイモに含まれるアルカロイドを体に蓄積し、警戒色で毒があることをアピールしている。
群れることでより目立だせていると考えられる。
ガガイモがあれば市街地でも見られる。
草原に生息し、河原や農耕地周辺でも見られる。
関東では2000年頃から増え、発生を繰り返している。
一般に、地面の落ち葉の下や樹洞などに群れて越冬するらしい。
春から夏にかけて食草の芽生えを待って、交尾・産卵するという。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
日本原色カメムシ図鑑(全国農村教育協会)
日本原色カメムシ図鑑第3巻(全国農村教育協会)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
はなもく散歩
虫撮る人々
奈良女子大学付属幼稚園
あうるの森
こぎつねさんぽに出かけよう
はるなつあきふゆ夕菅の庭
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京都府
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きよせ季節だより
レッドデータ検索システム