
ヤマトカワゲラ。
黒い頭・胸・翅が、黄色で縁どられて、コントラストが鮮やか。
渓流や山地の細い流れなど、きれいな水にしか棲めません。
灯りに飛んで来ました。
分類:カワゲラ目カワゲラ上科カワゲラ科モンカワゲラ亜科ヤマトカワゲラ属
体長:♂11~17mm、♀14~18mm
前翅の長さ:♂15~19mm、♀17~20mm
分布:(北海道?)、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:5~8月(2~3年1化?)
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・不明(カワゲラ上科の成虫では、口器が痕跡的なものが多い)
幼虫・・・水生昆虫の幼虫など
その他:体は黒色で、頭部・前胸背・前翅には黄色の縁取りがあり、コントラストが鮮やか。
頭部背面の黄色部が不明瞭な個体もある。
単眼は3個。
日本固有属で、1属1種。
♂の肛側板は独特の形で大きく、他属の♂との区別は容易。
♀の亜生殖板は大きい。
四国には後縁が浅く凹む変異が見られる。
四国や岡山県の山間部では、体がやや小さい。
沢や細流周辺のスウィーピングで得られる。
灯火にも良く飛来する。
時に大量の♂が集まることもある。
幼虫は、源流部や山間部の細流で見られ、きれいな水にしか棲めない。
冷水を好むらしく、湧水などの流れ込む河川であれば、比較的標高が低くても分布する場合がある。
瀬よりも、リターパック(水中に溜まった落ち葉)に多く見られる。
類似種エダオカワゲラ属とは、小顎髭と、前脚付け根の鰓で区別できる。
ヤマトカワゲラ・・・小顎髭は普通で、前脚の前に鰓がある。
エダオカワゲラ属・・・小顎髭は太く、前脚の前に鰓はない。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
原色川虫図鑑 成虫編(全国農村教育協会)
虫ナビ
身近な川の水生昆虫を調べてみよう!
さとやま通信
黒い頭・胸・翅が、黄色で縁どられて、コントラストが鮮やか。
渓流や山地の細い流れなど、きれいな水にしか棲めません。
灯りに飛んで来ました。
分類:カワゲラ目カワゲラ上科カワゲラ科モンカワゲラ亜科ヤマトカワゲラ属
体長:♂11~17mm、♀14~18mm
前翅の長さ:♂15~19mm、♀17~20mm
分布:(北海道?)、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:5~8月(2~3年1化?)
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・不明(カワゲラ上科の成虫では、口器が痕跡的なものが多い)
幼虫・・・水生昆虫の幼虫など
その他:体は黒色で、頭部・前胸背・前翅には黄色の縁取りがあり、コントラストが鮮やか。
頭部背面の黄色部が不明瞭な個体もある。
単眼は3個。
日本固有属で、1属1種。
♂の肛側板は独特の形で大きく、他属の♂との区別は容易。
♀の亜生殖板は大きい。
四国には後縁が浅く凹む変異が見られる。
四国や岡山県の山間部では、体がやや小さい。
沢や細流周辺のスウィーピングで得られる。
灯火にも良く飛来する。
時に大量の♂が集まることもある。
幼虫は、源流部や山間部の細流で見られ、きれいな水にしか棲めない。
冷水を好むらしく、湧水などの流れ込む河川であれば、比較的標高が低くても分布する場合がある。
瀬よりも、リターパック(水中に溜まった落ち葉)に多く見られる。
類似種エダオカワゲラ属とは、小顎髭と、前脚付け根の鰓で区別できる。
ヤマトカワゲラ・・・小顎髭は普通で、前脚の前に鰓がある。
エダオカワゲラ属・・・小顎髭は太く、前脚の前に鰓はない。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
原色川虫図鑑 成虫編(全国農村教育協会)
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カワゲラも色んな種類がいるので、これからも紹介していきたいと思います。