コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

行脚の一徳 再び

2010-05-08 00:00:06 | 鞠水
5/5。
「静岡の文化」受講生6人+院生・社会人の総勢12人で「久能街道踏破」会。
とはいうものの、実は久能山まででは半分なんだけれど……。

これは「静岡の文化」、今年度のテーマ候補に挙がっていたけれど没になった物を、歩くだけの企画に変えてしまった物。
もともと、西大谷地区の変貌振りが気になっていたことと、途中の寺社に立ち寄る機会が中々持てなかったことによるのだけれど、色々発見もあった。


【行程メモ】
9:00 静岡駅南口 久能街道碑前集合
 *現在南口にある久能山300年の碑は、元々北口側に建っていたものなのだけれど、まずそのものを確認。田中さんの解説によって、プレートが付け替えられていることなども。 
 *歴史楽会大野さんが通ったので挨拶

9:15 出発
 *地下の観光案内コーナーにウッディジョー常木さんがいたので挨拶。
 *そこに、久能山落合宮司が通りかかったので挨拶。
 北口 静岡銀行。
 *久能街道碑が元あった場所は拡幅された国道1号線上らしい。
 呉服町通経由札の辻
 *岡本かの子、泉鏡花文学碑をみる。
 *札の辻で田中さんによる解説。
 市役所~御幸通り~伝馬町~
 *漆畑さんの解説。
 *いきなり自動車から声かけられた。歴史楽会竹内さんだった。
 *華陽院前のおもちゃ屋さんにガイドマップを戴く。
 華陽院~一号線・鉄道下~八幡へ
 *華陽院には前にも歴史楽会でいっていて、その時久能街道の話をきいたのだと思う。
 八幡神社~八幡山登る~有東山登る~登呂
 *自動車で通ってしまうと中々寄る機会が無くて、八幡神社に初めて足を踏み入れた。
 *この辺で12時。
 *文田商店で、若旦那が冷たいお茶をふるまってくれたので小休止。
 *マックスバリュで30分休憩
 高松~高松神社~大谷~八坂神社~久能山下
 *苺の匂い、生姜の匂い。
 *15時から登山 東照宮廟所~下山
 *毎度の事ながらここは案外観光客が絶えない。
 *16:25大谷行きバス~のりかえ~大谷16:43~静岡駅解散

ほぼ8時間でした。

今回は歩くことが中心の目的で、フィールドワークという感じではなかったんだけれど、色々確認できて良かった。
学生たちは何か得る物があったかな~。


5/6。
実は、今回のメンバーのうち、田中・漆畑・小二田は、昨年の連休に、小島に行っている。
今回は日本史の院生Mさんをお二人に引き合わせる事も大事なミッションだったわけで、うまく繋がってくれたかな、と。

で、6日、故あって小島。
今度は自動車。
龍津寺さんに自動車を置いて、陣屋跡を一巡り。
ここは「夏草や」という雰囲気が何とも言えず良いのだ。
そのあと龍津寺に戻って文書などを改めて拝見。
少しコピーなどをお願いする。

この一年、時計を巡る色々が渦巻いていたなかで、ここの須弥山儀も大事な一つだった。
大学に近ければ格好のフィールドワーク教材なのだけれど、そうも行かないので個人的に研究を続けることに。
付け焼き刃だけれど、とても重要な資料群の存在と、それらを研究する意義についてだけならしゃべれることもあるし、何より発信しなければならないので、秋頃に、ここでイベントを、と考え中。



二日間歩いて、少し疲れもあるのだけれど、体調はいつもよりよくなっている気がする。
夏休みになって少し泳ぐと似たような感覚がある。
多分、普段のだるさは運動不足なんだろうな、と再認識。

またどこか行きたいなぁ。



*写真は後ほどアップします。





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