今日明日で終了、と言う展示会が色々あって、前期後期入れ替えとか、もう一回行きたかったなぁ、とか……。
これは、4日に行って来た展示の話。
春田幸彦 七宝展
2010 4/30(金)~5/9(日) 9:00~19:00(最終日は15:00まで)
静岡市清水文化センター 第2ギャラリー
静岡県静岡市清水区桜が丘町7-1 TEl:054-354-131
必見。
取りあえず、webサイト、春田図鑑を御覧いただきたい。
この技術で、この毒。
七宝というとんでもなく手間のかかる伝統工芸を極めた上で、それでメッセージのある作品を作り続ける。
ネット上では説明文も読めるが、展示物には説明はなく、必要があればポートフォリオを覗いたり、作家ご本人に伺ったり。
新作もなかなか。
ガラスケースの外にある鳩とか……。
元々彫金が専門だったらしく、その周辺領域としての七宝がメインになったとのこと。
両方組み合わされた作品もある。
いずれにしても、気の遠くなるような作業の集積。
技術だけではなく、アイデアがあり、絵心があり……。
牧野さん、風鈴丸さんもそうだけれど、現代作家は、かつて分業で行っていたような伝統技術を一人で行う。それは、不経済なようでもあるのだけれど、作り手の意志が作品としてしっかり現れる(力が揃っていれば、の話だけれど)。それが心地よい。
春田さんは若いけれど、自分のしていることに対する矜恃がはっきり伺えて、しかも穏やかで知的。言葉がちゃんと伴う人はやっぱり良いなぁと思うのでありました。
さて、この人。web上で経歴を見ても判らないのだけれど、三鷹の森 ジブリ美術館のロボット兵のむき出しになったメカ部分とか、井戸のオーナメントとか、或いは東京国立博物館(最初「科学博物館」と書いたのは私の記憶違いです。訂正します。)のレプリカエレキテルの金属部品とか、とんでもなく“メジャー”な仕事もきっちりされているところがまたすごい。
しかも、人づての情報なんだけれど、なんと、静岡清水の人にはおなじみ、駒越のカラフルタンクも春田さんたちの作品だと。
証拠写真(hiromi-oさん御提供)!
や~、おもしろい。
元々清水の人なので、4日も、同級生らしい方々がぞろぞろ。
こうやって古い仲間が集まるっていいなぁ。
それも人徳ですね。
さて。
ここまでは展覧会レポートなんですが……。
私がどうしてこの個展を知ったのか、と言うのがまた一つの因縁。
幸彦さんの相方、玲子さんが、ウッドニーの「モコモ」シリーズのデザイナさんなのでした。
とくに、モコモ ころころオルゴールは、グッドデザイン賞受賞作品で、かなり売れてます(少なくとも、私及び周辺で7点くらいは売れた。いやほんと、これは良い!)。
去年、フジ・オルゴールを調べる過程で知り合ったウッドニーさんと、こうやって繋がっていて、御連絡を戴いて行ってみたら、まぁなんと愉しいお二人。
これもまたフィールドワークの大きな楽しみ。
さて、エレキテル復元に関わった御仁に見せたい物があります。
これは必ず繋がるぞ。
なにはともあれ、実物必見。
今日明日、清水へ!!!
*駐車場が……、なので、静鉄で行きましょう。
これは、4日に行って来た展示の話。
春田幸彦 七宝展
2010 4/30(金)~5/9(日) 9:00~19:00(最終日は15:00まで)
静岡市清水文化センター 第2ギャラリー
静岡県静岡市清水区桜が丘町7-1 TEl:054-354-131
必見。
取りあえず、webサイト、春田図鑑を御覧いただきたい。
この技術で、この毒。
七宝というとんでもなく手間のかかる伝統工芸を極めた上で、それでメッセージのある作品を作り続ける。
ネット上では説明文も読めるが、展示物には説明はなく、必要があればポートフォリオを覗いたり、作家ご本人に伺ったり。
新作もなかなか。
ガラスケースの外にある鳩とか……。
元々彫金が専門だったらしく、その周辺領域としての七宝がメインになったとのこと。
両方組み合わされた作品もある。
いずれにしても、気の遠くなるような作業の集積。
技術だけではなく、アイデアがあり、絵心があり……。
牧野さん、風鈴丸さんもそうだけれど、現代作家は、かつて分業で行っていたような伝統技術を一人で行う。それは、不経済なようでもあるのだけれど、作り手の意志が作品としてしっかり現れる(力が揃っていれば、の話だけれど)。それが心地よい。
春田さんは若いけれど、自分のしていることに対する矜恃がはっきり伺えて、しかも穏やかで知的。言葉がちゃんと伴う人はやっぱり良いなぁと思うのでありました。
さて、この人。web上で経歴を見ても判らないのだけれど、三鷹の森 ジブリ美術館のロボット兵のむき出しになったメカ部分とか、井戸のオーナメントとか、或いは東京国立博物館(最初「科学博物館」と書いたのは私の記憶違いです。訂正します。)のレプリカエレキテルの金属部品とか、とんでもなく“メジャー”な仕事もきっちりされているところがまたすごい。
しかも、人づての情報なんだけれど、なんと、静岡清水の人にはおなじみ、駒越のカラフルタンクも春田さんたちの作品だと。
や~、おもしろい。
元々清水の人なので、4日も、同級生らしい方々がぞろぞろ。
こうやって古い仲間が集まるっていいなぁ。
それも人徳ですね。
さて。
ここまでは展覧会レポートなんですが……。
私がどうしてこの個展を知ったのか、と言うのがまた一つの因縁。
幸彦さんの相方、玲子さんが、ウッドニーの「モコモ」シリーズのデザイナさんなのでした。
とくに、モコモ ころころオルゴールは、グッドデザイン賞受賞作品で、かなり売れてます(少なくとも、私及び周辺で7点くらいは売れた。いやほんと、これは良い!)。
去年、フジ・オルゴールを調べる過程で知り合ったウッドニーさんと、こうやって繋がっていて、御連絡を戴いて行ってみたら、まぁなんと愉しいお二人。
これもまたフィールドワークの大きな楽しみ。
さて、エレキテル復元に関わった御仁に見せたい物があります。
これは必ず繋がるぞ。
なにはともあれ、実物必見。
今日明日、清水へ!!!
*駐車場が……、なので、静鉄で行きましょう。
楽しみです。
花見も楽しそうでしたが、行けなくてすみません。
「水銀座」拝見したいので、また何か企画して下さいね。
(お知り合いが意外とまわりにおりまして。。。)
水銀座は、毎月やってますよ!
http://www.ayamex.com/
多分最後の土曜です。
是非!
たくさんのご意見を頂き、大きな収穫となりました。
今後の制作へのパワーを吸収する事ができました。
次回もよろしくお願いします。
エレキテルの復元品は東京国立博物館です。
見た目完全復元の展示用と本当に電気を発生させる事が出来る実演用の2種類を納めました。
それにしても須弥山器は興味深い代物です。
エレキテル復元と同じ頃、友人が重錘式時計を復元していて、自分は振り子及びその周辺部品を担当した事を思い出しました。
須弥山器の研究報告を楽しみにしています。
友人たちが何人か伺ったようで、私もとても嬉しいです。
次に繋がりますよね!
エレキテルの件、曖昧な記憶と思いこみで失礼しました。
訂正します。
メカや制作方法については全く知識がないので、御教示願うことが色々あると思います。
よろしくお願いいたします。