先ずは昨日の畑(写真はほかの人が使用している所)
私が利用している農園は公園の下にある。
もともとは、みかん畑、後継ぎがいないと言う事で、貸農園にした由。
使用料は10000円/年 10年以上値上がりしていない。
農機具(鍬)は無料で使用できる。そして、水は地下水が数か所、水道から出てくる。
時々、たい肥やもみ殻が、駐車場に積んであり、これも自由にもらえる。
コロナ前は夏にはビアガーデンでワイワイ、まさにコミュニティー農園
でも、最近辞める人が次々出てきた。
皆さん定年後の人が多いから、寄る年波には勝てない。。。といったところか。
此処には、春には桜やつつじが咲く。
残っているみかん畑では、袋かけが始まったようです。
みかんの花の咲くころには、一面甘い香りが漂う。
実が色つくころには、黄色い電球のイルミネーションみたいになる。
癒しの場所 でも今年の酷暑には、耐えられなかったわ。
さて、今日は週一で通う、源氏物語を読む会に参加した。
若菜 上
光源氏四十歳 玉鬘が源氏四十の賀を催し、若菜を献じた。
巻名はこの時の歌の言葉による。
ここからは、今日の私の復習 興味のない方は面白くないのでスルーしてね。
解釈が間違ってるかもしれないけど、まあ、自分が理解できた範囲内で書きます。
今日は、源氏が紫の上に、女三の宮の後見を依頼されたことを、紫の上に打ち明ける。
後見、つまり源氏と女三の宮との結婚を意味する。
紫の上の唯一の欠点は嫉妬する事。。。。と講師は言っていたが(笑)
光源氏は、それで、必死で説明する。
自分はもう結婚などということに、気恥ずかしくて関心も持てなくなっているのに、朱雀帝が女三の宮の将来を案じ、後見を依頼されたこと。
女三の宮にとっても、お気の毒な事(自分の心は紫の上にあるから)しかし、姫君の方も見苦しからずお世話しようと思う。
どちらの方々も、おおらかな気持ちで暮らしてもらいたい。紫の上も女三の宮も嫉妬しないでほしい。と。
めっちゃ 勝手な言い分だと思うけど。
紫の上は、目障りな、ここにいてなどと、(姫君から)お咎めを受けるようでないのでしたら、安心してここにおりましょうが。
あちらの御母のご縁から言っても、仲良くして頂けないものでしょうか。という。
女三の宮の母、 藤壺の女御は紫の上の叔母に当たる。
源氏が愛した藤壺の中宮は紫の上の父方の叔母、藤壺の中宮と藤壺の女御は腹違いの姉妹。
よくこんな入り組んだ家系を紫式部は設定したものだと思うわ。
まあ、表面的に穏やかな性格と言われている紫の上は、女三の宮の降嫁の件は、まるで天から降ってきたような不意の出来事で、源氏も辞退できなかったのだから、怨み言めいた申しようはすまい。
止めようにも止められないものなのに、それを苦にして打ち沈んでいる様子を、世間の人に知られるような馬鹿なことはすまい。
と思う。
でもね、源氏の藤壺思慕に発する、源氏の女三の宮への好奇心には気づくはずはない。
源氏は、義母藤壺が一番好きだから、藤壺にそっくりな姪の紫の上に思いを寄せ、そして、今度は藤壺の中宮の腹違いの姉妹の子 女三の宮もきっと美しいに違いない。と興味を持っている
さて、おっとりした性分と言っても、紫の上の内心は?
もう大丈夫、自分以上の寵愛を受ける人はあるまいと慢心し、安心しきって過ごしてきた身の上が、(女三の宮の降嫁によって)世間の物笑いになるだろうことを心配しているが、表面はただおっとりなさっていらしゃる。
まあ、我慢強い性格じゃないか。と講師の弁。
で、年も改まり、正月二十三日、子の日に、玉鬘(源氏の養女)が、源氏に若菜を献じ、四十の賀を祝う。
正月子の日に若菜を摘み、人に贈る風習があった。
羹あつもの(吸い物)にして食べ、不老長寿を願う。
源氏の四十の賀の事を帝もお聞き過ぎにならず、世を挙げての行事として、早くから評判であったが、源氏は世人に迷惑をかけることの多い儀式ばったことは、昔から好まず、すべて辞退された。
でも、玉鬘は内密にしてご用意なさったので、辞退されることもできない。
で、内内ではあるが、六条院で盛大に行われた。
玉鬘は何事にも風雅の趣味が深く、才気のある方なので、新しい趣向でなさっているが、しきたりに従ったことは、特に大げさにならぬようにしてある。
玉鬘は、たいそう立派にお年を重なられ、貫禄も加わって、素晴らしいご様子である。
玉鬘
若菜さす野辺の小松をひきつれて
もとの岩根を折る今日かな
若葉の萌え出る野辺の小松ー幼い子供たちを引き連れまして、育ててくださった親(もとの岩根)の千歳を祈る今日なのでございます。
源氏
小松原末のよはいにひかれてや
野辺の若菜も年をつむべき
小松原の生い先長い齢にひかれて、野辺の若菜(私)も長生きするのでしょうか。
など、詠み交わした。
と、今日はここまで。
講義のテキスト参照して、思うままに書いてみた。
うそのかわうそのシール
息子がくれた。