私は、もっと住民参加を促進したいと願っているのだけれど、イギリスの住民投票やアメリカの大統領選などを目の当たりにすると、今ひとつ分からなくなる。
エリート政治家は、大所高所に立って「ベキ論」でたぶん議論する。でも、目の前で職を失い、現実に食べていけないでいる人たち(「現実型」と呼ぶ)にとって、自分たちの職を奪ったのが「移民」であるとか、「自由貿易」であるとか言われれば、それらを阻止したいと思うの . . . 本文を読む
前に紫波町のオガール・プロジェクトを紹介したが、その後猪谷千香『町の未来をこの手でつくる』幻冬社が出版された。
(1)市民参加のためのコーディネーター養成講座を町が開設
それによると、PPPによるオガール・プロジェクトを進める前に、前町長が2005年から「紫波町市民参加条例」の整備を進めてきた素地があったという。町が市民参加のためのコーディネーター養成講座を開き、そこで育った人材をオガール・プ . . . 本文を読む
「住民参加によるまちづくり」について考えているのだけれど、いろいろなことが重なって、自分でも分けが分からなくなっている。
1.選挙に参加できるからと言って、これが本当に民意を表しているのだろうか、という気がしている。
そのために、多くの自治体では、「市民参加条例」のようなものを作っている。我が西東京市にも、平成14年10月には「市民参加条例」が公布・施行されている。平成16年には、「解説」が出 . . . 本文を読む
最近では、寂れた商店街や古い建物が多い地域で、遊休不動産の内装を変え、新しい使い方をすること(リノベーション)によってその建物だけではなく、産業振興、雇用創出、コミュニティ再生、エリア価値の向上など、地域全体を再生する試みが盛んになってきている。今回は、面白い事例を2つ紹介したい。
詳しくは>>>「ひばりタイムス」へ
1. 北九州家守舎-小倉駅前魚町商店街の再生
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