二日目は臼杵石仏へ向かいます。
臼杵磨崖仏とはホキ石仏第一群、ホキ石仏第二群、山王山石仏、古薗石仏の4群に分かれた61体の仏像です。造立はいずれも平安時代末期から鎌倉時代末期に行われました。このように多くの磨崖仏が彫られた背景には「臼杵荘」と呼ばれたこの一帯が栄華を極めた藤原氏の流れをくむ九条家の所領だったことと深い関係があります。
仏教美術の研究者によると京都や奈良の一流の仏師が制作したといわれています。これは九条家が天台宗の総本家である比叡山延暦寺とも深い関係を持っていたので、一流の仏師が臼杵に派遣され、臼杵磨崖仏が造立されたとも考えられます。
現地案内版より
ホキ石仏第二群
九品の弥陀像・・・小さな9体の阿弥陀如来像
阿弥陀三尊像
ホキ石仏第一群
地蔵十王像
如来三尊像
山王山石仏
邪気のない童顔
石段
古園石仏
地震で落ちた仏頭が仏体下の台座の上に長い間安置されていましたが、保存のための修復に合わせて仏頭も昔日の見事な姿に修位されました
臼杵石仏公園
のどかな風景です!
阿蘇から飛んできた⁈凝灰岩は彫りやすく、磨崖仏としては珍しく立体的な石仏です。まだ色も残っています。
昔は雨ざらしでしたが国宝に指定されてからは立派な建物の中におられます。
石仏下のお煎餅屋さんに案内してもらいよくわかりました😊
次は国東半島のお寺廻りです。
「真木大堂」
大きな寺院でしたが約700年前に火災のため焼失しました。
現存する9体の仏像は当時の人々の厚い信仰と守護のもとに難を免れて今日に至っています。立派な仏像でした!
今は小さな旧本堂だけがあります
「真木大堂」前の風景
天台宗「富貴寺」
榧の大木から作られた大堂
階段をあがると榧の木とイチョウの木がありました。どちらも大木でした!
榧の木
718年の開基と言われています
美しいです!
「宇佐神宮」
行く途中に大雨が降りました。着くと蒸し風呂状態・・・
上宮は令和の大修理中
願掛け瓢箪
下宮へ
二日間でしたが湯布院、臼杵大仏、国東半島のお寺、宇佐神宮と盛り沢山観光が出来ました!
写真が多くなりました😣