こたちゃんのブログ

バレエスタジオのことを中心に、思いのままにつづっています♪
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PDA公演~Move ~

2013-05-19 15:26:27 | ブログ
PDA公演~Move  ~
男性だけのダンサーグループPDAの第三回公演が5月18日19日の二日間開催されました。
 
私は初日に見に行きました。
 
演目は三部構成で、一部は篠原聖一作品のGrand Concerto
二部は島崎徹作品でPatch Work
三部は昨年同様矢上恵子作品の組曲PQ
 
場所は森ノ宮のピロティホールでした。
 
若手からベテランまで、今をときめく関西ダンサー大集合
 
さらに新国立劇場バレエ団プリンシパルの福岡雄大さんとファーストソリストの福田圭吾さんも出演となれば期待も益々高まります
 
客席もほぼ満席で、相変わらずの人気の高さです(ちなみに日曜日の公演は当日券数枚を残しSOLD-OUT!)
 
さて、感想ですが、あくまで個人的見解として、島崎作品がとってもよかったです
 
ダイナミックでアクセントのはっきりとした曲と抑揚のある動きが、時にランダムに時に一斉にと、見る側を飽きさせません
 
以前はコンテンポラリーというと難解で暗くて退屈でというイメージが強かったのですが、コンテンポラリーも幅広くなってきたのでしょうか?わからなくても楽しめる作品が増えてきたように思います。
 
精神性より音楽性に重点を置いて表現されてるのかな?
 
 
それに知ってるダンサーやお気に入りのダンサーがいるとどうしてもそこに目が行きがちなんですが、そういう意味でも、今回の島崎作品は振付の妙とでもいいましょうか、動きが速くてそれどころじゃなかったのか
何と言いますか、まさに今回のPDAのコンセプト~Move~を表現してた気がします
 
 
さて、それとは別にこの日とんでもなく私の目を奪ったMVPダンサーがいました
 
末原雅広君です
 
彼は一部の篠原作品と三部の矢上作品に出演しました。
 
彼のダンサーとしてのクオリティーは年々高くなって行くので、すぐに目が行くのですが、何より彼の音楽性が素晴らしい
 
難解な音楽や流れにくい振付もものともせず、最後の最後まで体を隅々まで使って音楽と振付を融合させる、それを楽しんでいるような、そんな踊り方をします。
 
ぜひ皆さんも一度チェックしてみてくださいね