いつもメンテナンスしてもらっている奈良接骨院。
何かあれば、何もなくても相談がてら毎週治療に通っています。
生徒にも何かあれば、何もなくても相談がてら行きましょうとオススメしています。
つい最近、生徒の1人がお邪魔しました。
年齢的にも体が変化してきて、勉強もしっかりやらないといけなくなってきたお年頃。
一年ほど前から、ちょっと練習の仕方に気になるところもあったので、視点を変える意味でも治療に行くことを薦めていましたが、そのまま。
体のキレイな子なので、雲が晴れるようなきっかけがあればと手を変え品を変えては伝えてたつもりだったんですが、ある時あまりにもつまらない練習の仕方をするもんだから、もう全てご破算になってもいいという思いである一言をその子に投げかけました。
まぁ、普通ならガーンって思うような一言だったんですが、何が幸いするかわかりませんね。
端から見ても分かるぐらい『ですよね!』って顔したんです。
あーこの子ここが壁だったのか~って。
それから次のレッスンでは、もう、ちょこっと体が変わってて。
その次のレッスンまでに治療院に行って。
笑いながらレッスンして。
もう、ほんとに幸せです。
私はバレエを教えてますが、バレエが上手いかどうかじゃなくて、自分が好きになったものをちゃんと大事にして、自分の幸せに、ひいては自分を応援してくれてる人たちの幸せに繋げられるかが大切なんじゃないかなと、それを伝えられたらいいなと思って指導をしています。
ちょっと話が飛びますが椎名林檎の『獣ゆく細道』という歌の中に
『幸か不幸かさへも勝敗さへも当人だけに意味が有る』という歌詞があります。
個人的にはこのことばイチロー選手が引退の時に言った『秤は自分の中にある』っていうこととおんなじような事なんじゃないかと思うんです。
上手いかどうかは他人の評価。
きっと後からついてくる。
そんなものより信じられる自分を自分でつかみとることが、大事で自分を支えてくれる柱になるんじゃないかなぁと思います。
因みにこの歌と同じく椎名林檎の『人生は夢だらけ』は私のバイブル。励まされて背中を押してもらえる名曲です
さて、話を戻しますが、治療院の先生、生徒の弱点やら癖なんかをいろいろ見てくださって私もいろいろ合点のいくお話を聞かせてもらったんですが最後に
『あの子立ち方めっちゃキレイですね!先生負けましたね』って。
いいじゃないですか
敗北上等!
自分を越える生徒を早々に育てられることが出来たってことは、教師にとって最高の誉め言葉
てことで、みんなどうか私を踏み台にして自分の人生おもいっきり跳んでちょうだい
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