５月１１日５時過ぎ

５月１１日５時過ぎメロンさんが虹の橋を渡りました



午前中病院へ行って輸液してもらった

帰ってからも水も飲めず

輸液が回って脱水が回避出来てからの事になります

まずは脱水が回避できないと・・・・・と気をもんでいた

そして午後になって少し苦しそうな感じ
鼻息が上がってきた
苦しいのかと気にしてると治まったり
注視しながらの時間が過ぎ

４時をまわった頃にやはり気になって
病院へ電話して尋ねた

息が苦しそうになって来ているのですが
何かして頂ける事は有りますか？と

先生に聞いて下さって
輸液が回りオシッコで出てしまったようだったら・・・・・・との事で

オシッコは出ていないので
ちょっと様子を見てくださいとの事でした

何もしてもらえる事は無さそうなのです


ちょと放心状態で
主人に電話する

どうしよう・・・・と経過を話したら

すぐ病院行こうと言ってくれて

何もできないと言われたけど
すぐその足で病院へ連れて行った
５時前の事

順番は３番目だった

車から降りてメロンを抱いて待合へ
ハウスに寝かしたままハウスごと抱っこしてる

来る車の中で息が上がって苦しそうになった

そのままの苦しさが続いている

病院のお水で
私の指で口を湿らせてあげて
ちょっと落ち着いたと思ったら

待合の犬が大きな声で吠えたくって
メロンが凄く怯えた
慌てて車に戻ってハウスに寝かせてるのをだっこしてるので
顔もよく見えてる
息が落ち着いたと思った途端
目が横にかすかに微動した

ドキッとして

メロン　　メロン　　メロン

顔に力が無いだらんとしてしまう

慌てて病院へ入り

先生先生

この子生きてます？
って思わす叫んでると
スタッフがそのまま預かりますと先生に・・・・・


そのまま診察室に運ばれてきたメロン
先生がもう心臓は動いてないよ・・・・・・と


先生にも
最後は少し苦しかったかもしれないけど
そんなに苦しい事も無く最期を迎えられたと言ってもらった

私に抱かれ
最後の死に水もとってあげられて
メロン的には大往生だったと思いますが
あまりにも早くて
メロンらしくて切ない



このタオルが身体の半分まで掛けて有ります
先に可愛いお顔で寝ています

前を通るたびに
おりこうだねェと言って頭を撫でて通っています

今にも起き上がって来そうです

本当にいい子だった
聞き分けが良いし
従順で
言いつけも良く聞いてくれた

そんな印象が強いのに
自己主張も出来て
本当に負担が掛からない良い子でした

犬らしくないと言った子だったですね
すぐ生まれまわって
今度は人間になって生まれて来るんじゃないかと思えるほどですわ

良い子だった
ありがとうね
母に寄り添ってくれて
そして私にバトンがわたっても問題も無く
良い子で良い子で
こんな歳になった私でも
いつまでもメロンの「ねえーね」のままで
私の犬人生の最後のワンですよ
ありがとうねメロン

急な事で気持ちが付いて来ない
覚悟はしてたけど
涙が止まらない
急なんだもの

メロンさん

薬は朝は５種類

１錠を４分の１にした小さな粒の物が４種類なのですが

昨日から
それを絶妙の湿り気で
一つにしてすぐ溶ける柔らかさで
メロンの口にネジ込める様にしてあげてます


今朝は口には入ったのですが
口を動かしてくれない

これは変と
すぐさま病院へ


診察は脱水
脱水すればいろいろな症状も出てくると言われ

まずは脱水をもどしてからと

輸液を背中に１００ｃｃしてもらって

点滴じゃないのね・・・・・・
素人はすぐ点滴と思うけど
輸液だった
まあ先生に任せているのだから・・・・・・・

これだけでは足りないからと言われて
水を飲ませてくださいと言われて帰ってきた

夕方にもう一度輸液に行っても良いのですが
明日でも良いのかなとか

先生はちょっと元気になって
嫌がったら困るから・・・・・・みたいなことを言われていたような・・・・

さてこれからのメロンさんの水の飲み具合で決めますわ・・・・

出来る事なら余分な治療は避けて楽にしてあげたいと願っていたので
ついつい遅くなってしまったかも・・・と言ったら

先生が
年に２度も血液検査で来ている子も
秋口は脱水気味だったりするから
分からないですよ・・・・・と言ってくれた

素人では中々分からないもんです
これからは脱水も分かるようになったかもしれない
ワンコはメロンで人生５匹目

色々経験してきて
少しは分かってるつもり
年々手厚く治療も出来る様になって
時代が変わっているのを感じる

メロンも良い先生に診てもらえてこれで良しとしてる

私も出来る限り頑張るし
メロンも頑張ってる

おばさんとおばさんだから
どっちも引かないぶつかる事も有るけど
そう言う気性に救われてる

また元気になって
ぶつかりっこしながら仲良くしようね

あらためて驚く

５０歳で亡くなられた希少癌の方が
映画になるって言うような記事でした

私はその希少癌だと言う事に目が留まり
その方の癌は

１０万人にひとりと言う希少癌と有りました



では私の癌も希少癌

どのくらいの希少さなのか気になって検索したら

胸腺腫は１０万人に０，４４～０，６５だったかなこのくらいで
胸腺癌に至ってはもっともっと希少だそうです

ひえぇぇ

だからエビデンスもないし
治療法は医療機関ごとで考慮しているような現状だそうです

本当に奇跡的に発見できて
運が良いとしか言いようがない
有難い事です

珍しい癌だとは認識していましたが
そんなに珍しい癌とは
改めて驚きました

この夏が来ればまる５年経ちます
速いものですね
放射線の後遺症は残りましたが
日常生活には問題なく過ごせます

日々色んな事が疎くなりますが
手術後の１夜の記憶は・・・・・
それまでの人生であんなに苦しかった事は有りません
１分１分をやり過ごしていたような
時間が経てば楽になれるってそれだけ考えていましたね

身体も横にしてもらえなくて
角度が付いていた
腰痛持ちの私にはそれだけでも地獄だったけど

まあ痛いってあんなに酷い経験も無いでしょうね

一思いに死んでしまいたいと思うほど痛かった
翌朝執刀医が来てくれて
傷み止めの注射してもらって
少しはマシになったけど

それでも病室に戻って
主人が来た時には
痛いって泣いたもんね
苦しいーーー！って

その翌朝
もうベッドから起き上がるのよ

執刀医が
ベッドの横に立てたらそれで合格！と言ってくれた


その時には足に器械が付いていて足が浮き上がってしか横になれない
これも私には地獄


歩けるようになったら外してくれるとの事


そしてリハビリの人が来て
先生から立てれば合格と言ってもらってましたが


私はこの器械が外したいので
立ったついでに
廊下に出
病棟１周してきましたヨン

廊下で出くわすナースが幽霊見るような感じで驚き
スッゴク驚かれたものでした

やれば出来るわさ
だって足の器械外したいもん
ゆっくり休みたいもん


そんな頑張り―なな私も
本当にＩＣＵでの時間は無理でしたね

傷み止めの注射は打たない方が良いって言ってるのに打ってもらったの
背中から入ってるモルヒネも効きゃあしないのよ
私の場合は胸やお腹の中より
首なのよ
首はそのモルヒネは届かないのよ

いやあ過酷な１週間だった・・・・・・・・・

病棟の担当医師とも小競り合いになった（笑）
手術後３日目から３日程執刀医が出張になって居なかったの

どうにも納得いかない事が有って
主張しましたね
看護師にも意見を求め

見るに見かねた看護師が発してくれて
私の意見が通りました

その後担当医師が謝りに来てくださいましたけどね

執刀医は出張帰り病院に立ち寄り


用事を済ませたらこんな時間になってしまいましたと
夜１１時過ぎてるのに
顔を出して声を掛けて下さって
約束してましたからね・・・・って言って下さって・・・・・

本当に良くして下さってありがたいです


いろんな良い思い出も沢山出来ましたから
プラマイ０で
命拾いして
奇跡を実体験できて
歳を取るのも悪くないなぁ・・・・と思える今日この頃です