おぐりクリニック

眼科、アレルギー科、漢方外来

世界初、「かゆみ」を治療するコンタクトレンズ

2023-03-28 | 日記

花粉症の患者さんの受診が増えています。

特にコンタクトレンズ使用者が、
目はかゆみや充血で大変だけれど、仕事の都合でコンタクトレンズを休めない。
というお悩みを訴える方が多いです。

当院では世界で初めて、抗アレルギー薬「ケトチフェン」を
配合したコンタクトレンズ
の処方が可能です。

一般の広告宣伝が出来ない使い捨てコンタクトレンズですので、眼科へ受診しないと花粉症治療コンタクトレンズをご存じない方が多いです。

いつものようにコンタクトレンズを ”つけるだけ” で、
目のかゆみや充血をケアできます。

ワンデー アキュビュー® セラビジョン® アレルケア® 

症状がない時から通常のコンタクトレンズと同じように装用することで、
目のかゆみなどのアレルギー症状を緩和することを目指します。

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世界初 抗アレルギー薬を配合したコンタクトレンズ
日本人のコンタクトレンズ装用者の 約2人に1人が
コンタクトレンズ装用時のアレルギー性 結膜炎による目のかゆみ等の症状に悩まされており、
「アレルギー対策」のためのコンタクトレンズが誕生

コンタクトレンズ素材(1日使い捨てコンタクトレンズ)+ケトチフェン(ケトチフェンフマル酸塩)
(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー ホームページより一部転載)
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当院では無料レンズをお試しいただくことが可能ですので、
花粉症でお困りの方はスタッフへお申し出ください!
 

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〒526-0847 
滋賀県長浜市山階町451

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目薬に代わる、新しい緑内障眼圧下降治療②

2023-03-24 | 日記
前回、緑内障の眼圧下降レーザー治療の一つSLTについてお伝えしました。

SLTとは、Selective‐Laser‐Trabeculoplastyの略で、
選択的レーザー線維柱帯形成術」といいます。
 
副作用の多い緑内障点眼薬を無くすか減量が可能な方法として、
大きな注目を集めています。

本来、目の中の水(房水)は、
角膜と水晶体の健康を保つためにたえずバランスのとれた速度で産生・排出されていますが、
出口である線維柱帯がつまり、 排出が障害されると、視神経が弱ってしまい、
開放隅角緑内障(もっとも多くみられる緑内障のタイプ)を発症します。

緑内障の治療法としては、これまでは同様のレーザー治療として
ALT(アルゴンレーザー線維柱帯形成術)という治療がありましたが、
効果が一時的であったり、線維柱帯の組織を破壊してしまうという欠点もありました。
 
 
SLTでは、房水の流出路である線維柱帯の抵抗となっている色素細胞を
特殊なレーザーで選択的に処理し、排出障害を改善することによって、眼圧を低下させます。

問題となっている色素細胞のみを選択的に処理するため、
線維柱帯の基本的構造に影響を与えません。 
合併症のリスクも非常に少なく、副作用もほとんど起こりません
選択的光加熱分解理論を利用した熱傷害のないレーザー治療です。
 
治療を行った患者さんから、
緑内障の点眼を中止できて、目や頭が軽くなり楽になった。」と言われることが多いです。
 
緑内障点眼が気付かないうちに身体の負担を生じていたと考えられます。
 
 
点眼薬には目の局所的副作用、結膜炎、充血、ドライアイ増悪、
目のくぼみ、眼瞼下垂、無水晶体眼(白内障術後)での黄斑浮腫などがあります。
 
しかしそれ以上に、全身的にも以下のような合併症を生じることがあります。
 
子宮収縮作用、頭痛、気管支の麻痺、動悸不整脈心不全などが代表的です。
 
緑内障点眼を止めたら、それまでの頭痛や肩こりが無くなったと言われる方も多いです。
 
保険診療の治療となります。
緑内障点眼薬の副作用でお困りの方は医師に相談されることをお勧めします。
 

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目薬に代わる、新しい緑内障眼圧下降治療

2023-03-10 | 日記

SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)

日本人の成人失明第一位である緑内障!
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が起こり、
視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。

読者の方にも大勢の緑内障の方がおられることと思います。

緑内障の治療は、点眼薬・レーザー治療・手術等があり、
いずれも眼圧を下げることを目的としています。

そのレーザー治療のひとつであるSLTとは、
Selective‐Laser‐Trabeculoplastyの略で、
「選択的レーザー線維柱帯形成術」といいます。

SLTには副作用がほとんどなく、多くの緑内障患者さんに適応となります。
最近では点眼薬を開始する前に初期治療として行われる場合が増えてきました。

また、短時間での施術が可能であり、
点眼麻酔を行った後に5分程度で治療を行うことが可能です。
 
このような方にお勧めいたします

• 眼圧が高い方
• 眼圧を下げる必要がある方
• 毎日点眼することがつらい、点眼を忘れやすい方
• これまで緑内障点眼で副作用が出た方
• 妊娠・授乳中で点眼治療ができない女性の方
• 生活リズムや仕事の関係で点眼を続けることが難しい方

当院では、緑内障点眼薬の長期使用での合併症を防ぐ目的で、この治療を推奨しております。

次回は、この新しいレーザー治療について、もう少し詳しくお伝えさせていただきます。

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