riukoです。
また更新が遅くなってしまい、申し訳ありません<(_ _)>
私事ですが、10月5日に私の通う高校で文化祭があり、独唱をしてきました!
私から「歌を歌いたい」と申請したところ快諾してくれ、ステージ発表に15分間の「クラシックコンサート」枠を作ってもらいました。
学校で皆の前で正式に歌を歌うのは初めてで、先生方や友達などに聞いてもらいたいと思ったのと、自分の勉強にもなると思い、歌うことにしました。
しかし、本番以前に練習の段階でいろいろと学ぶ機会を頂くことができました。
3週間前程から飴屋先生にレッスンをして頂き、改めて先生のすごさと自分の未熟さを思い知ったのです。
普段からの練習不足がたたり、いまだにベルカント唱法を習得できていない私に、先生は時には厳しく、根気強く教えて下さいました。
私は体がまだ成っていないだけでなく、精神もまだまだ未熟で練習はなかなか上手くいきませんでした。
それは今回再認識した、私の傲慢さや気の強さが多く絡みました。
もともと体が硬いこともありますが、私の精神からの影響もあり、マッチ棒を並べたような歌になってしまうのです。
また、自分の生意気さで先生のレッスンを上手く汲み取れない時もありました。
そのような感じで、完全な状態で発表に挑むことはできませんでした…。
曲目は、飴屋先生作曲・中原中也作詞の「汚れつちまつた悲しみに」と「湖上」、そしてプッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」から「私のいとしいお父様」でした。
この曲が私にとってはまた問題で、中原中也歌曲は昔から歌っているのでまだなんとかなるのですが、「私のいとしいお父様」は今回初めて歌う曲ですし、この曲に必要な可愛らしさや切なさなど恋する女性の複雑な感情は私がほとんど持ち合わせていないものだったのです。
ですから、気持ちのこもった歌を歌うのに苦労しました。
しかし、私が歌に込める気持ちが乏しいという問題は前々から問題になってので、今回「私のいとしいお父様」を歌えたことは大変勉強になりました。
参考のためにマリア・カラスやフィリッパの歌を聴いてみたのですが、本当に聴いててうっとりして自分もこうなりたいと思います。
ところがそれ以上に感動したのは、飴屋先生の歌でした。
先生の歌は美しい自然の流れで生命力的に、情熱的に心に響いてきて、自分まで躍動してくるのです!
ですからレッスンで先生の歌を聴いた後に歌うと、自分まで上手く歌える気がするのです。
とはいえ、それも長続きするわけではなく、次の日にはまた間違った歌い方をしてしまう、という繰り返しでした。
それは本番前日も例外ではなく、結局完璧な歌は歌えなかったと思います。
でも、駄目なものは駄目なので、これを忘れずに練習を続け先生から教えて頂き、本当に良い歌を歌えるよう頑張ります(*^_^*)
hunayama riuko
(淳英君がピアノ伴奏をしてくれました)