6日から始まった「夢と希望と笑顔の輪を!」復興祈念公演が昨日で終了しました。個人的にはとても楽しく勉強になった4日間でした。
台湾の方たちの人形劇団(新興閣掌中劇団)は台湾では一番有名で、団長の鍾任壁(しょうにんぺき)先生は人間国宝級の方です。
人形の技は一見簡単そうに見えるのですが、実際やらせていただいたら本当に難しい技術でした。鍾任壁先生の人形劇団は200年の歴史があるそうで、今の団長先生で5代目なのだそうです。
人形劇の技などは大陸(中国)から伝わったものを伝承されているそうですが、大陸にはもう残っていないのだそうです。今回の合同公演には5代目団長先生の他に、6代目、7代目の先生もご一緒に演じられました。そのようにして、本当の芸術(技術)を伝承されている素晴らしい方々です。もちろんそれだけではなく、お人柄もとても良い方々ですし、一緒にやらせて頂いたことはいろいろな面でとても勉強になりました。
また、東京の劇団すぎのこさんにもいろいろと学ばさせて頂きました。理事長の小澤幸雄先生には、飴屋先生のお考えや思想を伝えていくのは創る村の若者なのだから小さいことでも注意して気を付けなさい、と教えて頂きました。中心となって動いておられた下村明さん方のプロとしての動きも大変勉強になりました。
私達はベルカント唱法を習得できていないなど未熟な状態でこの公演を迎えてしまい、私達の甘さや意識の低さを改めて痛感しました。反省し、次に向けて日々向上していきたいです。そのために飴屋先生からいろいろと教えて頂きながら、私達の意識も改善していかなければならないと思っています。
新興閣掌中劇団の皆様、劇団すぎのこの皆様、半年前から公演の準備で飛び回って下さった高橋秀一プロデューサー、関係者の皆々様には心から感謝申し上げます。これからもよろしくお願い致します。
(文章に失礼がありましたら申し訳ありません。。。)
舟山李生子
今日は地元東松島市のコミュニティセンターにおいて、東日本大震災復興『夢と希望と笑顔の輪を!』祈念合同公演が行われました。
市内の保育園児400名に一般の方も含めて約450名のお客さんで会場はいっぱいになりました。
阿部市長、飴屋先生の挨拶の後トップバッターで創る村のメンバーによる歌が披露されました。ひなたちゃんも大勢のお客さんの前で『竹の子泥棒』のモンタちゃんを熱演しました。
子どもたちは小さなモンタちゃんが泥棒タヌキをやっつけた場面に大喜びしていました。
次の劇団すぎのこによる『かもとりごんべえ』も下村さんの子どもたちを引き込む演技に笑い声が絶えませんでした。
最後の鍾さんファミリーによる台湾人形劇ではとても人形とは思えないアクロバティックな動きに皆びっくり。鍾さんファミリーお疲れ様でした。