ワンちゃんの納骨

先日はペットの納骨供養でした。
ペット供養塔は檀家さん専用で無料のつもりでしたが、石屋さんに管理をお願いしましたので、寺には入りませんが石屋さんのアルバイト費用にはなっていると思います。



この日の納骨は、約1.5㎞先の御夫婦でした。
時折前の道を散歩していましたので、ペット供養塔を知っていたそうです。

散歩で近くを通った折には、手を合わせていくと話していました。


納骨の折には馬頭観音、猫大師にも線香を手向けていただいています。

馬頭観音




猫大師






参道のサツキが一気に咲き出しましたので、境内を散策しながら帰って頂くよう、お願い致しました。

弘法も筆の誤り 長安の空海図拓本

今から8年ほど前に求めた、お大師様の拓本です。

「弘法も筆の誤り」応天門でのこととして知られる場面です。
筆を投げて、抜けていた点を追加するところです。
あくまでも伝承でしょう。





御本堂廊下の上に掛けております。
おそらく気がつく方も少ないと思います。

境内の花々

境内の花が次々と咲いて、楽しませてくれます。


カキツバタ




ツツジ




参道のツツジは、まだ僅かしか開いていません。




牡丹




芍薬が咲き出しました。




本堂裏のツツジです。




お水屋



石屋さんの手伝いが、境内の牡丹などの花を摘み取って楽しんでいます。

連休中に墓参りに来られる方々も、喜んでいただけると思います。

声明 仏讃

当寺が属する真言宗智山派の声明です。
御本山はもちろん、地域で開催する重要な儀式で使用します。

以前は葬儀の折に使用したことがありますが、近年は葬儀の後に初七日法要を入れることが殆どとなり、この声明を使うことがありません。
本当は初七日を別の日に行いたいのですが、初七日当日どころか十日後に葬儀のこともあります。
知る限り東京埼玉では、当たり前になっているように思います。

私が元気なときに録音致しました。
智山派の僧侶に馬鹿にされそうな声明ですが、興味がありましたら、聞いて下さい。
仏さまの功徳をたたえる声明です。

仏讃

仏讃リンク

今は声が続かないだけでなく、さらに音程もおかしくなっています。

東光寺金比羅堂の二十四孝彫り物

関越道所沢インターチェンジから帰る途中に、すぐ近くの曹洞宗東光寺に寄りました。
大きな樹木が多く、また大変良く整備された寺院です。

「北条氏照」によって滝の城（所沢市城）の東北に鬼門の鎮めとして建てられ、慶長５年(１６００)に現在の地に移されています。

御本堂には薬師如来が祀られています。




西側奥には金比羅大権現が祀られており、優れた彫刻が施されています。




二十四孝彫り物の内･姜詩(きょうし)




唐夫人




郭巨(かくきょ)




隣にはスクリューと古い金比羅大権現の扁額が納められています。




成田山不動明王の石仏が祀られていました。



この地域にも成田講があったのでしょう。


新しいですが、白山妙理権現像石像です。



曹洞宗寺院では祀られているところが多いのですが、石像を見たのは初めてでした。