遊びながら文化が学べる社交場
お茶屋サロンにいってきました!
普通なら敷居が高くて入れそうにないお茶屋さんに、前日予約OK!
一見さんでも気軽に入れる「お茶屋サロン」というものがある!?
ということで、昔ながらのお茶屋「島之内たに川」さんで開催された
お座敷文化講座「お茶屋サロン」に行ってきました!
ようこそ お茶屋サロンへ
入るだけで緊張する初めてのお座敷。まずはお茶で一服。
お茶屋さんは板前のいない料亭で、料理は全てお取り寄せ。
お茶菓子やお土産まで全てお客様のお好みでご用意します。
・・・と、お茶屋のこと、お座敷にまつわる文化や歴史、
エピソードなど、若旦那のお話がはじまりました。
お酒を出すのにお茶屋さん?
お茶屋さんはお茶屋と言っても
「茶葉」を売っているお茶屋さんではありません。
芸妓さんが出入りするお座敷のことですが、
もともとは本当にお茶を一服差し上げる休憩場から始まったそうで、
お茶だけでなく、食べ物、お酒、どうせ出すならきれいなお姉さんに
・・・とお客さまのご要望を出来る限りご提供する場として
現在の形が作られていったそうです。
「島之内たに川」若旦那 谷川恵氏
現代邦楽の作詞も手掛けられます
お客さま次第
お茶屋は芸妓さんを呼んで宴会に使う場所だけではありません。
お座敷という場をどんな風に使ってもいいそうです。例えば会議や麻雀、
親族の集まりなど、お茶屋さんは、お客さまのご要望に合わせて、お膳立てします。
展示品の着物と帯
芸妓さんの着物
毎回趣向を凝らし、講義内容も変わるというお茶屋サロン。
今回は特別に芸妓さんの着物を女将さんに着つけてもらえるという体験がありました。
歩きにくいくらい腰の低い位置でしっかり帯が結ばれます。
芸妓さんの帯をくるくる、あれ~というようなことはお芝居の中だけの話だそうです。
芸奴さんの着物は歩く時に裾がきれいに広がるよう
裾の部分に重りの代わりに綿が入ってます。
こんな機会滅多に無いので「わたし着てみたい!」と立候補させていただきました!
かづら・櫛・簪
珍しい芸妓さんのかづら(カツラ)や櫛・簪の展覧もありました。
季節ごとに種類の違う簪はどれも丁寧な細工が施された素敵なものばかり!
芸妓さんのかづらや着物などは特注で全て自前。
お稽古と着物のために働いているようなものだったと女将さん。
お正月の髪飾り
お気に入りのお客さまに白い鳥に紅で目を入れてもらいます。
お客さまはみんな入れたがるので
売れっ子芸妓さんは何本もこの簪をお正月はこっそり持っているとか
お座敷遊び
お座敷のいいところは、古典芸能を真近で観る、見せることができること。
また、お座敷遊びとは、お座敷にあるものを使ってする
単純なゲームのようなもので、年齢・性別・世代・国境を越えて、
いろんな人たちが同じようにみんなで楽しめる遊びです。
昔は売れっ子芸妓だったという女将。
今でもきれい!
おもてなしが売り物
お茶屋さんは「おもてなし」が売り物。一見さんお断りは、
初めてのお客さまはお好みが分からないので
満足していただけるおもてなしがご用意できないということで、
決して格式を振りかざしているわけでなく、
お客さまとの信頼関係で成たっているお商売です。
以前はミナミに二千人もいた芸妓も今では三人。
一度絶えてしまうと復活させることは難しい。
無くなりつつあるお茶屋・お座敷文化を後世に残していきたい!
という若旦那の思いから始まったお茶屋サロン。
大阪ミナミにただ一軒残るお茶屋「島之内たに川」で、
気軽にお座敷文化に触れてみるのもまた一興。
平成23年11月12日
たに川外観
お茶屋「島之内たに川」
大阪市中央区島之内2-4-29
お座敷遊びも体験できる「お茶屋クラブ」もあります。
詳しくはhttp://megumu.blog.eonet.jp
お茶屋サロンにいってきました!
普通なら敷居が高くて入れそうにないお茶屋さんに、前日予約OK!
一見さんでも気軽に入れる「お茶屋サロン」というものがある!?
ということで、昔ながらのお茶屋「島之内たに川」さんで開催された
お座敷文化講座「お茶屋サロン」に行ってきました!
ようこそ お茶屋サロンへ
入るだけで緊張する初めてのお座敷。まずはお茶で一服。
お茶屋さんは板前のいない料亭で、料理は全てお取り寄せ。
お茶菓子やお土産まで全てお客様のお好みでご用意します。
・・・と、お茶屋のこと、お座敷にまつわる文化や歴史、
エピソードなど、若旦那のお話がはじまりました。
お酒を出すのにお茶屋さん?
お茶屋さんはお茶屋と言っても
「茶葉」を売っているお茶屋さんではありません。
芸妓さんが出入りするお座敷のことですが、
もともとは本当にお茶を一服差し上げる休憩場から始まったそうで、
お茶だけでなく、食べ物、お酒、どうせ出すならきれいなお姉さんに
・・・とお客さまのご要望を出来る限りご提供する場として
現在の形が作られていったそうです。
「島之内たに川」若旦那 谷川恵氏
現代邦楽の作詞も手掛けられます
お客さま次第
お茶屋は芸妓さんを呼んで宴会に使う場所だけではありません。
お座敷という場をどんな風に使ってもいいそうです。例えば会議や麻雀、
親族の集まりなど、お茶屋さんは、お客さまのご要望に合わせて、お膳立てします。
展示品の着物と帯
芸妓さんの着物
毎回趣向を凝らし、講義内容も変わるというお茶屋サロン。
今回は特別に芸妓さんの着物を女将さんに着つけてもらえるという体験がありました。
歩きにくいくらい腰の低い位置でしっかり帯が結ばれます。
芸妓さんの帯をくるくる、あれ~というようなことはお芝居の中だけの話だそうです。
芸奴さんの着物は歩く時に裾がきれいに広がるよう
裾の部分に重りの代わりに綿が入ってます。
こんな機会滅多に無いので「わたし着てみたい!」と立候補させていただきました!
かづら・櫛・簪
珍しい芸妓さんのかづら(カツラ)や櫛・簪の展覧もありました。
季節ごとに種類の違う簪はどれも丁寧な細工が施された素敵なものばかり!
芸妓さんのかづらや着物などは特注で全て自前。
お稽古と着物のために働いているようなものだったと女将さん。
お正月の髪飾り
お気に入りのお客さまに白い鳥に紅で目を入れてもらいます。
お客さまはみんな入れたがるので
売れっ子芸妓さんは何本もこの簪をお正月はこっそり持っているとか
お座敷遊び
お座敷のいいところは、古典芸能を真近で観る、見せることができること。
また、お座敷遊びとは、お座敷にあるものを使ってする
単純なゲームのようなもので、年齢・性別・世代・国境を越えて、
いろんな人たちが同じようにみんなで楽しめる遊びです。
昔は売れっ子芸妓だったという女将。
今でもきれい!
おもてなしが売り物
お茶屋さんは「おもてなし」が売り物。一見さんお断りは、
初めてのお客さまはお好みが分からないので
満足していただけるおもてなしがご用意できないということで、
決して格式を振りかざしているわけでなく、
お客さまとの信頼関係で成たっているお商売です。
以前はミナミに二千人もいた芸妓も今では三人。
一度絶えてしまうと復活させることは難しい。
無くなりつつあるお茶屋・お座敷文化を後世に残していきたい!
という若旦那の思いから始まったお茶屋サロン。
大阪ミナミにただ一軒残るお茶屋「島之内たに川」で、
気軽にお座敷文化に触れてみるのもまた一興。
平成23年11月12日
たに川外観
お茶屋「島之内たに川」
大阪市中央区島之内2-4-29
お座敷遊びも体験できる「お茶屋クラブ」もあります。
詳しくはhttp://megumu.blog.eonet.jp
今度は機会をみつけて夜にいきたいと思っています。
ほんとに楽しかったですよね!
人数集めて夜の部行きたいですね。
お座敷遊び体験したい人、この指と~まれ!(笑)
谷川の若旦那さんのmixi記事からきました。あまりに若旦那さんのイラストが似てたのでつい書き込んでしまいました(笑)写真と一緒にほっこりしたイラストがとっても魅力的なブログですね☆
若旦那自身も大変気にいってくださったようで、苦労して描いた甲斐がありました。また覗いてくださいね
12月のお茶屋サロンを体験させていただいた者です。
ちょうど、お茶屋サロンをブログにUPしようと思っていたところに、「島之内たに川」の若だんなさんのブログで「こゆり」さんがご紹介されておられたので、リンクを貼らせていただきました。
とてもわかりやすく説明されており、かわいらしいイラストもあり感激です。
ありがとうございます!12月に行かれたのですね
お着物の展示もかわっていて、毎回たのしそうですね
また、こちらのブログもこゆるりご覧くださいね