こ ゆ る り お も ふ

感動を絵と文でお届けするイラストライターこゆりの
体験レポート&日々のひとりごち。
こゆるりとお楽しみください

春のお茶会

2010-04-04 03:53:25 | 体験レポート
京都伏見の松本酒造さまの迎賓館「万暁院」の
お茶会に行ってきました!

一夜漬けのお茶の作法を頭で反芻しながら
まず最初に
「お作法がわかりませんのでよろしくお願いします」
と笑顔でご挨拶!



通常は一般公開されていない
登録有形文化財の「万暁院(まんぎょういん)」
自慢のお庭は遠州流の枯山水「が舫園」※
※「が」の漢字が変換できませんでしたが、
書と画をたしたような漢字です



家庭画法に出てきそうな茶室の中
緊張しながらお抹茶をいただきました。




煎茶まで出して頂き、ゆっくりお茶を堪能した後、
お庭を拝見。




秀吉が伏見桃山城で使っていたという井戸屋形「おしどりの井筒」や
三条大橋の桁石など、ほとんどが400年以上歴史のある石で構成された
まさに石が主役のお庭。




中でも一番古いという灯籠は、高山右近というキリシタン大名が
伏見のお屋敷にもっていたもので
こけのついている下の方にマリアさまが掘られています。
当時はその部分も土に埋めて見えなくしていたそうですが
土の下は1m50cmほどもあり、石の十字架になっているそうです。




日本の文化や歴史など
ものを大切にするという気持ちを持って
酒造りにも同じような思いで取り組んでいると
松本社長にお話いただきました。

松本社長とこゆりと息子



万暁院 正面入り口



日の出盛りや桃の雫など、松本酒造さまのお酒が並ぶ中
廚酒の首にはちゃんとこゆり作のぶら下がり広告もかけれらていました!
ちょっとうれしい。




お茶会の後は、蔵見学もさせていただきました。









案内は社長自ら丁寧に説明。
いま、まさに搾りたての生原酒を
ひしゃくにすくって試飲もさせていただきました。



熟成前の添加も何もしてない米本来のフレッシュでちょっと荒々しい味わい。

これを秋まで寝かせて熟成させれば
まろやかな味になるというからお酒って不思議。



帰りは酒粕のおみやげまでいただいて大満足!

京都伏見は桜が見頃で、
龍馬縁の寺田屋前の川では
三十石舟巡りなど大勢の観光客で賑わってました。





気持ちが優雅になれた春のお茶会でした。

ありがとうございます。

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