いま女性たちの間で、お灸が静かなブームになっているそうです。
昨年、ＮＨＫ福岡の「街角情報フロム福岡」コーナーでも放送されたので、
ご存じの方も多いと思います。
番組の中でレポーターの方が足の冷えを改善するためお灸を受けていました。
その指導をされていたのが、私が卒業した九州医療専門学校の恩師。
ついつい見入ってしまいました。
お灸はつぼに働きかける自然療法。ほのかな香りにも自然と心が癒されます。
このように体にやさしいお灸ですが、鍼灸治療をしたことがある人は日本人全体の
一割にも満たないとか・・・。鍼灸が身近な治療になったとはいえません。
しかし、お灸女子という言葉が出てきたのは時代が癒しをもとめている証拠。
鍼灸の良さを少しでも多くの人に実感してもらいたいと思います。
一昨日は久留米でもうっすらと雪化粧。交通機関にも乱れが生じました。
一年で一番気温の低い大寒の時期ですから当然ですよね。
今日は昨日までとうって変わり、日差しの暖かさを感じる一日となりました。
これから先一週間は平年より気温の高い日が多く、少しは厳しい寒さから
解放されそうです。
体は寒さと暖かさを感じることで徐々に春用の体に変わっていきます。
しかし、温度変化が激しすぎると体がついていけず、体調を崩しやすく
なります。
インフルエンザもこれからが本格的な流行時期。気を引き締めて寒い冬を
乗り切っていきましょう。
あけましておめでとうございます。
旧年中は「こざくら鍼灸治療院」をご愛顧いただきまことにありがとう
ございました。
本年もさらに充実した健康サポート行っていきますので、これからも
よろしくお願い申し上げます。
正月ぐらいいいだろうと、この時期はついつい不摂生になりがちですよね。
食べ過ぎたり、飲みすぎたりしておなかの調子が悪い人も多いと思います。
体調管理をしっかりして、楽しく年始をお過ごしください。
最近よく見かけるようになったのが、コーヒーのチェーン店。テイクアウトで
購入できる店が多くなったと感じます。
また、ファーストフード店やコンビニエンスストアでも本格的なドリップコーヒー
が販売されるようになってきました。
朝ラジオを聴いていると、１日１～２杯のコーヒーは女性の美肌効果や大腸がんの
予防が期待できるとか・・・
いいことずくめのようですが、以前鍼灸学校の授業では１日５杯以上コーヒーを
飲む人は膵臓がんのリスク要因になると習った記憶があります。
何事も中庸（ほどほど）がいいのでしょう。酒と同じようにコーヒーも飲みすぎる
と害になるし、適量だと百薬の長と言えそうです。
人間はストレスが多くなると苦い味を好むようになると言われています。
日本人の死因でがんの次に多いのが心臓病。そういえば東洋医学で心に関係するのが
五味では苦味。ストレス社会と言われるこのご時勢、コーヒー消費量の増加の背景には
そのようなこともあるのかもしれませんね。
現代人にとって、ますますコーヒーは無くてはならない飲み物になりそうです。
例年になく台風が多かった10月も過ぎ、季節は11月晩秋。冬を思わせる気候となって
いますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか？
秋は一年で一番過ごしやすく、清々しい季節ですが、PM2.5の影響からかどんよりとした
空模様が続いています。
今年は去年にも増して秋が短いように感じます。これも温暖化影響でしょうか？
子供のころの秋とは明らかに違ってきていると思うのは私だけではないでしょう。
このように、朝晩の寒さが強くなってくると心配なのがインフルエンザの流行。
まだ、テレビや新聞では予防接種の呼びかけが本格的になされているわけでは
ありませんが、かかりにくくし、症状の悪化を防ぐ効果があるのは事実です。
医療関係者として当然ですが、私も11月の初めには予防接種をしました。
以前は接種しない時もありましたが、鍼灸師になってからは欠かしたことは
ありません。
インフルエンザの予防はうがい、手洗い、予防接種、栄養、規則正しい生活。
寒さ対策を万全にしてこの冬を乗り切りましょう。
