日高広域観光振興協議会(会長・金崎昭仁日高町観光協会長)は、日高地方の魅力を全国に情報発信しようと、今年5月からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で若者に人気の「インスタグラム」を使った写真投稿を始め、管内市町の観光スポットなどを随時投稿。これにあわせて8月から「旅する人に伝えたい、ひだかの魅力」をテーマにしたフォトコンテストを行い、いやしの場や穴場など投稿してもらい、官民連携の形で日高地方の魅力を全国に情報発信する。
日高地方の魅力を情報発信する新たな広報ツールとして芸能人や若者らに人気の「インスタグラム」を活用。アイフォンやアンドロイド端末で写真や動画を撮影、投稿して共有するスマートフォンアプリ。写真や動画に特化したSNSで無料でダウンロードできる。フォローした人の写真がタイムラインで流れ、アップロードした写真には「いいね!」やコメントを付けられる。
同協議会でアカウントを作成し「hidakasanpo」(ひだかさんぽ)のユーザーネームで5月1日から写真投稿を開始。事務局の日高振興局、会員の管内7市町、観光協会の関係者が撮影した写真を随時投稿。白崎海岸や道成寺、煙樹ケ浜、切目川ダム、キャンプ場、舞妃蓮、熊野古道、メロン、民芸品、食べ物など様々なジャンルの50枚が載せられ、フォロワーは493人に増えた。投稿写真には「いいね!」がつけられ、写真を見た感想もコメントされている。
これにあわせて8月1日から12月31日までインスタ投稿のフォトコンテストを実施する。「旅する人に伝えたい、ひだかの魅力」をテーマに自然、景観、食、文化、観光施設など地元住民、観光客らのおすすめの癒しスポット、穴場を投稿してもらう。協議会のアカウント「@hidakasanpo」をフォローし、写真に「ひだかさんぽ」と撮影場所(観光施設名や店名など)が分かる♯(ハッシュタグ)をそれぞれ付けて投稿すればいい。
来年2月に投稿写真の中から入選賞10作品程度を決め、日高地方の特産品(5000円程度)を贈るとともに、来年4月から毎月1作品ずつ1カ月間、日高振興局ホームページのトップページに掲載する。日高振興局企画産業課は「投稿写真に撮影場所を付けてもらうことで相乗効果も期待できるので、日高地方の魅力をどしどし投稿して下さい。フォロワーも1000人以上を目指してPRに努めたい」としている。
チラシの設置店募集
締め切りは10月末
フォトコンテストのチラシ設置店を8月1日から募集する。締め切りは10月31日。
チラシに応募した店の名前を入れるため、その店で撮影し、投稿した写真には店の名前が♯(ハッシュタグ)に付けられ、店のPRになる。問い合わせは振興局企画産業課(電話24・2911)へ。
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