4月16日告示、21日投開票で行われる由良町長選と議会議員再選挙(定数1)の立候補予定者説明会が27日、役場で開かれ、町長選は2期目を目指す現職・山名実氏(67)=吹井=1陣営だけが出席。元町議らに出馬の噂がくすぶるが、表立った動きはなく無風の状況が続く。告示まで残り50日を切り、山名氏の無投票再選が濃厚となってきた。
町長選は山名氏だけ、同時執行の議員再選挙も出馬を表明している岩崎武司氏(62)=吹井、無職=の陣営だけが出席。湯川直宣委員長は公正な選挙運動を呼びかけ、関係機関が手続きなどを説明した。
町長選に向けて現職の山名氏は昨年12月、議会一般質問で「スローガンの“希望のある町に”の実現をめざしてまだまだやらなければならないこと、やりたいことへの思いが日ごとに強くなってきている。次期も町長職を担わせて頂きたい」と力強く出馬への決意表明。「就任以来、“若者が集う”“子育て世代にやさしい”“高齢者にやさしい”の3つのまちづくりビジョンを柱に誠実をモットーに町行政に取り組んできた」とし、防災減災対策、子育て支援、高齢者福祉、産業振興、移住定住対策などの成果を訴えた。
山名氏には出馬要請4件、推薦2件が届いている。後援会では選挙戦の準備を進めており、16日に商工会右隣で事務所開きを行う。
議員再選挙に名乗りをあげているのは岩崎氏だけだが、議員空白地の衣奈地区から擁立の可能性もあり予断を許さない状況。
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