大賞の寺岸さんの作品「おかあさん、星がきれいだね」
印南町の魅力が満載の本「チョットええとこ いなみ」
町内の魅力ある光景などを撮影した写真を募集した印南町の「チョットええとこ いなみ実行委員会」(嶋田隆道会長)は、応募写真の中から大賞を選ぶコンテストを実施し、最高賞となる「チョットええとこいなみ大賞」には、満天の星空の下、町のシンボルである「かえる橋」を撮影した寺岸寛一さん(58)=印南町津井=の作品「おかあさん、星がきれいだね」が選ばれた。
コンテストは19日に開催された「かえるのフェスティバル」の一角に、昨年8月から今年7月までの応募期間中に投稿された写真2000点の中から選ばれた136点を展示し、来場者の投票で大賞をはじめ「ええ写真賞」「印南町風景賞」で各金・銀・銅賞、「昔なつかしい賞」の各賞8点を決定した。
写真で印南町の魅力を町内外に発信しようと昨春に実行委を発足し写真を募った。投稿された2000点の写真はフェイスブックで閲覧できる。また、印南町制施行60周年記念して、県の「わがまちプロジェクト」支援事業「いなみの魅力発信!『地産外商』プロジェクト」を活用し、町内の風景や特産品、地域行事など昔の写真も交え紹介した印南町のPR本(カラー刷り、113ページ)を発行、かえるのフェスティバルでお披露目した。
本は「チョットええとこ いなみ」と題し、印南、切目、稲原、切目川、真妻の地区ごとに祭りなどの行事、産物、名所、風景の写真とともに説明文も添えて紹介しているほか、寄せられた写真も掲載。「はたらくこと、食べること、出会うこと、遊ぶこと、人と人とで築くこと、おもろいで印南! 見てみて印南!」と、印南町の魅力が満載のPR本となっている。
大賞以外の各賞入賞者は次の皆さん。
【ええ写真賞】金賞=中西義和(古井)「いわしの選別」▽銀賞=いなみかえるの宿「何かと話題の『顔の家』に潜入してきました!」▽銅賞=坂下緋美(印南)「川又菱の瀧と幻の瀧が合流の奇跡」。
【印南町風景賞】金賞=上野弘(印南)「かえる橋と庁舎」▽銀賞=宮本晃志(美里)「才の川観音の桜です。」▽銅賞=楠本倫也(印南)「印南漁港の落日」。
【昔なつかしい賞】山中陸生(美里)「昔の乗り物」。
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