風が強くなり形を変えながら雲の流れが速くなって来た。
松代東条のアンズ紅葉に続き千曲市森のアンズ畑を訪ねたが、こちらはなかなかアンズ色に色付く紅葉が見当たらない。殆んどが黄色に色付いた畑ばかりだ。松代の畑は全て西向き斜面で一日中太陽が降り注ぐが、千曲市森は周りを近い山に囲まれ緩い北向き斜面で日照時間が短い。近い場所に在りながら秋の風景は大きく違うものだ。
昨日は前線の通過による嵐で折角色付いた葉が飛ばされてしまった。無残な枝が目に付くなか、幸いに風道を逃れた畑を探しての撮影。西向き斜面の東条では夕方の撮影がベストだと思う。
紅葉が進んだ松代東条のアンズ畑。この時期、眼下の松代城下からはアンズ色に染まった山肌が輝いて見える。
北アルプスも積雪の頃を迎えたので、そろそろ松代東条アンズの紅葉具合を確認に行ってみた。一部に色付きが始まっているものもあり、西日を浴びてアンズ色が綺麗だった。
背後は奇妙山。
背後は奇妙山。
室内で行われていた演奏会が終了すると、庭園に映し出されていた家紋がいつもの「六文銭」に変わって、まもなくイベントは終了した。
真田家の家紋としては「六文銭」が有名だが、これは戦時に使われ、平時にはこの「結び雁金 」が使われていたと聞く。
「幻奏」では今まで六文銭が映し出されていたが、今回は雁金も使われていた。
「幻奏」では今まで六文銭が映し出されていたが、今回は雁金も使われていた。
真田まつりと併せて開催されている真田邸庭園ライトアップ「幻奏」。〔2023まつしろ写真コンテスト 特別賞「結び雁金輝く」〕
たわわに実ったアンズの収穫が始まった千曲市の森。木の種類によって実の色も様々だ。一番赤みの濃いアンズを撮ってみた。
