蒼空の元、摘花作業が続く。一面にピンクの厚いジュータンに覆われていた丹霞郷も、あと数日で下草の緑色とのミックスに変わってゆく。
絶好のコンディションに恵まれ「第25回長野マラソン」が行われた。通常ならアンズや桜咲く中を駆け抜ける筈が、今年は２週間ほど季節が進み過ぎた。GWが見頃の丹霞郷では既に桃やリンゴの花が満開を迎えていた。
少々イレギュラーなカットになりますが逆光の遠景で一枚撮ってみると、台地の奥にも数本の桜があることを発見。
この撮影の翌日には地元TV局の取材が入った様で、午後から夜にかけてドローンで撮影された映像が盛んに放送されていた。
10時には天候が変わるとの予報に中綱湖を早々に切り上げ白馬村野平へ移動。スッキリしない青空だが薄雲に覆われる前に押えの一枚を。7時半を過ぎた頃には写真グループの方々が続々と増えてきた。今年はゲレンデの雪が全く解けていて桜が地肌に収まってしまい残念。
今年は開花時期の予想に加えて安定しない天候のため、湖面が波立たない晴れた朝を選ぶことも難しかった。
午前中は穏やかだった天気も昼過ぎには一遍。突然の強風に桜吹雪が菜の花畑を覆った。こんな出来事も珍しい出会いなのかもしれない。
今年は二週間ほど早く咲き始めた「飯山 菜の花公園」。隣接する東小学校の桜も満開となり珍しく共演も楽しめる。TV局もこぞって取材に訪れ、小学校の子供達へもインタビューをしていた。
