ひっそりと佇むみどりヶ池に、朝の秋景が映る。森林植物園の駐車場は満車なのに人の姿は疎ら。ここを訪れるほとんどの人は野鳥を求めて森の中へと消えてゆく。高倍率の望遠レンズを付けたカメラやスコープを担いでいるマニアが集まるエリアだ。
朝日が山肌を赤く照らせば、深夜から場所を確保していた皆さんの撮影目的はひとまず達成。こちらもその空いたスペースへと移動させてもらった。気が付けば、ほとんどが県外ナンバー。昨日は乗鞍・白馬で撮影だの、山田温泉の色付き具合がどうだのと、情報交換が飛び交うのも楽しい。
天候が回復した早朝、久しぶりに鏡池へ。5時だというのに駐車場は既に満車で、遠くの路肩に停めて歩いて来る人も多い状況。真っ暗な中、撮影ポイントに向かうも既にカメラマンでぎっしり。漸く隅っこに三脚スペースを確保できた。