高校無償譲渡訴訟ー第1陣が最高裁へ
ガッツせんべい応援団の一員であるフリージャーナリスト・幸田泉さんからのお知らせとお願いです。
伝統ある大阪市立の高校22校が大阪府に移管され、土地、建物、備品などはすべて大阪市から大阪府に「無償譲渡」されました。私は無償譲渡を巡る住民訴訟の原告をしています。
原告敗訴の大阪地裁判決に続き、3月14日の大阪高裁判決も被告、大阪市側の言い分を丸飲みしたひどい判決でした。今月中に最高裁に上告します。最高裁での戦いに向けて、4月11日に「決起集会」を開きます(添付ファイル)。ご都合つく方、是非、ご参加いただき、戦いを盛り上げてください。元大阪市教育委員の矢野裕俊先生の講演もございます。
大阪市立の高校の無償譲渡は、巨額財産を大阪府にただであげてしまう暴挙なのですが、市会で否決されるのを避けるため、市財産条例16条を適用し、「市長の裁量」で決行されました。市民の代表である議会を無視したまさしく「市長の独裁」的やり方です。
大阪地裁、大阪高裁の判決は市長の独裁にお墨付きを与え、司法が政治の領域に踏み込んだ異常なものです。何としても最高裁でひっくり返さなければ、全国の自治体に悪影響が懸念されます。
最高裁は司法の目が開いていると信じて頑張りますので、4月11日の決起集会に来ていただき、原告、弁護団にエールを送っていただけるとうれしいです!
※ご参加いただける方は、チラシ記載のQRコードを読み取って申し込みしてください。ドタ参加も可能ですが、資料の準備があるため、なるべく事前に参加人数を把握しておこうと思っております。