久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

2024年1月29日の記者会見を終えて

2024-01-30 06:44:01 | 久保敬より

2024年1月29日の記者会見を終えて

 記者会見場に来ていただいた皆様、オンライン映像を通して会見を見守っていただいた皆様、すべての「ガッツせんべい応援団」の皆様に感謝申しあげます。

 「提言書」により「文書訓告」処分を受けて2年半、大阪弁護士会に人権侵害救済申立てを行って約1年が過ぎようとしています。情報公開請求により公開された1000枚を超えるメールを読み解き分かった衝撃の事実をもって、教育委員会に2回目の要請書を手渡しました。私の「提言書」に関することのみならず、子どもの将来を左右する重要な案件までもが、大阪市特別顧問である大森不二雄氏の教育委員会事務局幹部への指示により決定されていることがわかったのです。

 「文書訓告」の取り消しを市教委に求めたのは、単に、私自身の名誉回復ということではありませんでした。「提言書」の中身を教育委員会がどのように受け止め、どのような議論を経て「文書訓告」の決定がなされたのか明らかにしてほしいとの思いでした。それは、「提言書」に共感し、支持してくださった教職員、保護者の皆さん、多くの市民の声が、結局は無視されてしまうことになると考えたからです。

 市教委は、この要求に真摯に応えようとはしませんでした。しかし、今回の開示されたメールのやり取りから、市教委が悪意を持ってそうしたわけではなく、「不当な支配」ともいえる強い力で、自律性が奪われてしまった教育委員会の組織風土によるものではないかと感じたのです。同様の企業風土が引き起こしたのが、尼崎で起こった鉄道の脱線事故でした。今まさに、学校教育は、そんな危機的な状況に置かれていると言えるのではないでしょうか。

 誰もが意見が言える健全な教育委員会組織にしなければ、民主的な教育を望むことはできません。ますます、子どもたちも教職員も追いつめられていくことでしょう。

 私たち市民は、どのような手続きで、どのような議論のもとに物事が決まっていったのかについて知る必要がありますし、知る権利を持っています。「文書訓告」取り消しの要求は、民主的な教育行政を取り戻すための闘いだと思っています。

 これからも、この闘いに関心を持っていただき、共に声をあげていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
                                    久保 敬

 

画像は、記者会見に駆けつけてくださった支援者と、司会の足立須香共同代表との記念写真?


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