田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

地上で囀るヒバリ -折戸川にて

2013年05月15日 | 野鳥

ロバート・ブラウニングの作、 上田  敏 訳の詩 「春の朝」は確か中学校の国語で習ったような気がします。中学の国語の先生のあだ名が「すずめ」で、「すずめから雲雀の詩を教わった」などと、当時は男の子の間でふざけていた記憶があります。

その詩は 「時は春、 日は朝(あした)・・・」 で始まり、すぐあとに「揚雲雀(あげひばり)なのりいで・・・」という一句がでてきます。

シューベルトの歌曲 「きけきけ雲雀」(詩はアウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル)でも冒頭に "Horch,horch,die Lerch' im Atherblau!" と、高い空で囀るひばりが歌われます。

というわけで、ヒバリが囀るのはてっきり空の上、と思っていたら、けさの折戸川近くの畑、地上でヒバリがしきりに鳴いていました。

囀る様子と声は YouTube http://youtu.be/9m_z5Papx_E にアップしました。

先日第2回の「大人の自然塾」に参加しましたが、講師の方から「昔ヒバリは金貸しをやっていて、太陽に金を貸したがいつまでたっても返さない、そこでヒバリは怒って空に舞い上がり、”金貸した。利取る、利取る。利子くれ、利子くれ”と毎日叫んでいる」という話を聞きました。

なかなか面白い話で、聞きなしもうまくできている、と思いました。

3枚目は一昨年、尾張と三河の境界を流れる境川のほとりで撮ったヒバリですが、冠毛のようすがよく写っているので載せてみました。

   


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