11月23日夕方、2人で名古屋市熱田区の白鳥(しろとり)庭園を訪れました。この庭園は1989年、名古屋市制100周年を記念して開かれた世界デザイン博をひとつの契機として整備された庭園。23日は年に1度の無料公開。この日から1週間、紅葉の庭園がライトアップされるとあって多くの人で賑わっていました。
日没前の白鳥庭園
池泉回遊式」の日本庭園にはいくつかの池がつながり、御嶽山と木曽川を模した築山と水の流れにカエデなどの紅葉が映り、鮮やかです。
日没前の庭園
カルガモが遊んでいます
夕暮れの池にはカルガモが3羽、ゆったりと泳いだり、じっと座ったり、遊んでいます。
日が沈むと、次第に暗さを増す庭園に、ライトアップされた紅葉の木々が浮かび上がります。
ライトアップされた紅葉の木々とあずまやが水面に姿を映す
足元に気を配りながら、池を巡る道をたどると、茶室の入り口のカエデ、岩の間を落ちる白い水の流れ、竹林の緑などが暗い空を背景に次々と浮かびます。
茶室へのくぐり戸とカエデ
水の流れは御嶽山から流れ下る木曽川を模しています
竹林とナンテン
ライトアップされたカエデ。池の対岸にはあずまやが。
紅葉に加えて、雪つりがされている木々が名古屋では珍しく、暗くなるにつれ、紅葉の木々とともに夜空に浮かび上がる姿が印象的でした。
雪つりの木々も水面に優美な姿を落とす
日没の前から2時間ほど散策し、池畔の汐入亭で里芋カレーの軽い夕食をとり、庭園をあとにしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます