内閣府は、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者が電話で相談しやすくするため、10月1日から4桁の全国共通短縮ダイヤル「#8008」を導入する。現在も10桁の番号があるが、長く覚えにくい上に認知度が低いことが課題となっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響でDVの深刻化が指摘されており、覚えやすい番号を周知することで迅速な支援につなぐ。...(9月28日付 熊日朝刊 3面)
来春卒業予定の障がいがある高校生の県内就職を後押ししようと、熊本労働局は25日、熊本市中央区の熊本ホテルキャッスルで、障がい者雇用に積極的な37社を集めた就職相談会を開いた。例年は生徒も参加する「面接会」を開いているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、指導する教職員のみの相談会とした。36校から53人が参加し、生徒に代わって業務内容や待遇などを熱心に尋ねていた。...(9月26日付 熊日朝刊 11面)
熊本eスポーツ協会と美里町は24日、高齢者に対する認知症予防や若年層との交流にeスポーツを活用する連携協定を結んだ。同協会が自治体と協定を締結するのは初めて。少子高齢化など地域課題解決にeスポーツを活用し、健全な振興を図る狙い。高齢者がeスポーツを体験する「シルバーeスポーツ」の推進や、ゲームで若年層と高齢者が対戦するなどの交流促進に努める。...(9月25日付 熊日朝刊 5面)
尚絅大と尚絅短期大学部は16日、県のPRキャラクターくまモンを研究テーマとした「くまモン学」の構築に向けて県と連携協定を結んだ。誕生から10年を迎えたくまモンの足跡を学問的に掘り下げることで、くまモンに続く新たな地域資源を売り出すノウハウづくりを目指す。...(9月17日付 熊日朝刊 5面)
厚生労働省は15日、2020年春卒業の大学生や高校生への採用内定取り消しが、8月末時点で76営業所、174人だったと発表した。19年春卒を対象とした調査の5倍で、新型コロナウイルス感染拡大が大きく影響した。100人を超えたのは東日本大震災の翌年の12春卒以来、8年ぶり。入社時期が遅れたり、自宅待機になったりした学生も1210人いた。全国のハローワークを通じて集計した。...(9月16日付 熊日朝刊 9面)
自動車購入時に課税する「環境性能割」と車検時の「自動車重量税」について、いずれも2021年春に期限を迎える軽減措置の延長を政府・与党が検討していることが10日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する需要を喚起し、自動車産業を下支えするのが狙い。...(9月11日付 熊日朝刊 7面)
新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中、大学関係者が異例の入試シーズンの準備に追われている。来春入学者の入試は、大学入試センター試験の後継として大学入学共通テストが始まるなど改革元年で、募集方法を変えた大学も。高校の長期休校による学習遅れに対応するため日程をずれ込み、担当者はミスが起こらないよう神経をとがらせている。...(9月7日付 熊日朝刊 3面)
全国主要8都市で、4月~6月の家庭ごみの量が前年同期から平均7.7%増えたことが3日、共同通信社の調査で分かった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言や外出自粛により、巣ごもり消費や不要な品を思い切って捨てる「断捨離」が広がったのが要因とみられる。...(9月4日付 熊日朝刊 5面)
南阿蘇村に2022年4月、IT専門学校の開校が計画されていることが31日、明らかになった。学生たちの居住先に予定されている同村黒川地区では、熊本地震からの復興に向けた明るい話題に歓声が上がった。...(9月1日付 熊日朝刊 5面)