熊本地震の前震から一夜明けた4月15日。地場スーパー、ロッキー(益城町)の砂光毅取締役商品部長(42)は、仕入れ先のメーカーや卸会社に次々と商品の注文を入れた。水、カップ麺、レトルトカレー、ごみ袋…。通常の半年分に上る大量注文だった。…(詳細は 熊日朝刊6面)
「あの時は正直言って、終わったと思いましたよ」。ナカヤマ精密熊本工場(西原村)の坂田和文工場長(50)は、激震が襲った4月16日の本震直後の変わり果てた工場の様子をそう振り返る。…(詳細は 28日熊日朝刊6面)
鶴屋百貨店が26日発表した2016年2月期決算は、売上高が前期比3.9%増の576億100万円、純利益は85.6%増の2億9400万円だった。県民百貨店の閉店や、婦人雑貨、食料品の売り場改装効果が加わり、3年ぶりの増収となった。…(詳細は 熊日朝刊6面)
「これなら復旧できる。いくしかない」。マグニチュード7.3の本震が襲った翌日の4月17日夜、半導体大手ルネサスエレクトロニクス子会社の川尻工場(熊本市南区)の佐竹和也工場長(57)は、工場内の状況を写真で確認すると、自らにそう言い聞かせた。
熊本地震では県内の多くの半導体製造拠点にも大きな被害が出た。ルネサス川尻工場も設備が移動したり、生産途中の製品が破損したりしていたが、地震の規模に対して被害は軽かった。。…(詳細は 熊日朝刊6面)
熊本地震では県内の多くの半導体製造拠点にも大きな被害が出た。ルネサス川尻工場も設備が移動したり、生産途中の製品が破損したりしていたが、地震の規模に対して被害は軽かった。。…(詳細は 熊日朝刊6面)
トヨタ系部品大手アイシン精機(愛知県刈谷市)は、子会社アイシン九州(熊本市南区城南町)の被災で寸断したサプライチェーン(部品供給網)を復旧するため、代替生産を愛知県のグループ工場や九州の協力会社で開始した。…(詳細は 熊日朝刊6面)
熊本地震の影響で落ち込んだ九州観光を支援するため、観光庁は25日、宿泊費の一部を補助する「プレミアム付き旅行券」の導入を検討していることを明らかにした。熊本県などの宿泊施設を対象に夏休み前の7月をめどに発行を目指す。…(詳細は 熊日朝刊6面)
熊本地震の本震から6日後の4月22日午後、プレハブやテントが並ぶアイシン九州(熊本市南区城南町)のグラウンドに、高橋寛社長(62)が拡声器を持って現れた。従業員など約800人が集まる中、力強い声が響いた。「必ずこの場所で生産を再開する」…(詳細は 熊日朝刊6面)
化学及血清療法研究所(熊本市、化血研)の宮本誠二理事長(65)は、血液製剤を国の承認書と異なる方法で不正製造・隠蔽していた問題について、熊本日日新聞のインタビューに初めて答えた。アステラス製薬(東京)への事業譲渡が成立した後も、公益事業を担う受け皿として、一般財団法人機能を残す意向を示した。…(詳細は 熊日朝刊6面)
井関農機(松山市)は23日、熊本地震の影響で操業を停止していた生産子会社の井関熊本製造所(益城町)で本格的に生産を開始した。同製造所は同社の主力生産拠点の一つ。米・麦用のコンバインやニンジン用の収穫機などを製造する。…(詳細は 熊日朝刊6面)
熊本地震の本震から数時間後の4月16日午前7時過ぎ。熊本市南区城南町のアイシン九州の工場に駆け付けた高橋寛社長(62)の目前に、目を疑うような光景が広がっていた。
2日前の前震では脱輪にとどまっていた天井の移動式大型クレーンが落下、巨大なプレス機を破損させている。大きいものでは数㌧ある金型も、一部は壁を突き破り外に飛び出していた。…(詳細は 熊日朝刊6面)
2日前の前震では脱輪にとどまっていた天井の移動式大型クレーンが落下、巨大なプレス機を破損させている。大きいものでは数㌧ある金型も、一部は壁を突き破り外に飛び出していた。…(詳細は 熊日朝刊6面)
熊本地震の影響で稼働を停止した半導体大手ルネサスエレクトロニクス子会社の川尻工場(熊本市南区)が22日、設備の復旧作業を終え、全工程での生産を再開した。地震前の生産能力に回復した。…(詳細は 熊日朝刊3面)
今春卒業した大学生の4月1日時点での就職率は97.3%だったことが文部科学、厚生労働両省の調査で20日、分かった。前年同期より0.6ポイント増え、5年連続で上昇。リーマンショック前の2008年3月卒の96.9%を超え、統計を始めた1997年3月卒以来、過去最高となった。…(詳細は 熊日朝刊6面)
熊本地震によって大きな被害が出た県内の大学で、寄付金を募る動きが広がっている。壊れた建物の修復や被災した学生の学費減免などに充てる。
前震と本震の震源に近い御船町の平成音楽大は、外壁が崩れるなど建物に大きな被害が出た。校舎7棟のうち2棟が使えない状況で、「復興支援基金」を新設した。…(詳細は 熊日朝刊12面)
前震と本震の震源に近い御船町の平成音楽大は、外壁が崩れるなど建物に大きな被害が出た。校舎7棟のうち2棟が使えない状況で、「復興支援基金」を新設した。…(詳細は 熊日朝刊12面)
政府は、熊本地震の影響で訪日客数の落ち込みが懸念される九州の観光振興を支援する。温泉や食などの観光資源が多く、2020年に年間4千万人とする訪日客数目標の達成に向けた重要地域で、特に九州から近い韓国からの呼び戻しに力を入れる。…(詳細は 熊日朝刊9面)
観光庁は18日、今年4月に日本を訪れた外国人旅行者が前年同月比18.0%増の推計208万1800人で、月間過去最高を更新したと発表した。熊本地震の影響で韓国からの客数が3月より減った一方、全体では花見目的の客らが押し上げ、初めて200万人を超えた3月を上回った。…(詳細は 熊日朝刊9面)