さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ユーミンを「生」で聴いた日

2007年02月20日 23時19分22秒 | ゲイ
そんなわけで、
相方さんに連れられて、松任谷由実のライブに行ってきました。
場所は、苗場プリンスホテル。27回目だそうです。
ゲイの人達の中にも根強い人気があり、この日も、
集団やカップルで、組合の人達が訪れていました。

相方さんは、ユーミンが大好きだそうで、
昔から、シャングリラをはじめ、今はなき「逗子マリーナ」のライブなど、
数々足を運んできたそうです。

自分は、そもそも音楽をあまり聴かないのですが、
松任谷由実のオールナイトニッポンを聴いたりしていて
トークが面白く、親近感もあり、
メジャーゆえに、もちろん好きな曲もあり、
「チケット取ったけど、行く?」という相方さんの誘いに、
行ってみようと思っていたわけです。

苗場プリンスホテルでのライブは、
ステージと客席の距離が基本的に近いのですが、
このブログを訪れているコアなファンの方がいたら、
本当に申し訳ないくらい、相方さんのゲットした席が、またいい席で、
聴くことができました。

いやーかっこよかった!
自分が薄っぺらい知識で松任谷由実を語るには申し訳ないのですが、
なによりも、ユーミンがとても楽しんでいるわけですよ。
パワーが伝わってくるわけです。

踊る!踊る!踊る!
歌う!歌う!歌う!

知っている曲はほとんど歌わなかったのですが、
そんなマイナーな曲も、一曲、一曲、
とても自信を持って歌っているように思えました。
それは、コアなファンを前にしているからかもしれないけれど、
自分で作り、自分で伝え、それをずっと続けてきた自信のように感じました。

相方さんは、ユーミンとは約10歳離れていて、
自分の青春とともに聞いて、生きていたわけで、
自分の生きてきた時代を思い出しているのはもちろん、
ユーミンの、もちろん音楽そのものや、音楽活動に対して、
共感だとか、あこがれを持っていたんじゃないのかな…
ステージを見つめ、涙で目が潤む相方さんの横顔を見て、
そんな風に感じていました。

相方さんいわく、こんなにノリがよいライブは今までなかったと。
ユーミン、最後に泣いていました。

「悲しかったのは、あなたたちがやさしすぎるから。」

自分の歌の歌詞になぞって、ステージでファンに応えていました。

よいライブでした。
来年も、同じ人と行ける様に、
がんばって、毎日を生きていかなくちゃ。