なわけで、7月上旬に、沖縄をぶらぶらしてきました。
ツイッターでつぶやいていたので、どんな感じの旅行をしてきたか、
ブログにいつも、いらっしゃってくれる方には、すでにご存じかとは思いますが、
ちょっとだけ、ブログで紹介させてください。
とはいえ、文章を長く書く気力がないので、写真ばかりで申し訳ないです。
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沖縄旅行7日目と8日目。
那覇から約1時間半と離れた場所にある名護と本部半島。
本部半島の渡久地を中心に、回ってみたかった理由は、3年前に友人に連れて行ってもらった、
備瀬のフクギ並木や、美ら海水族館のある海洋博公園に、もう一度、行ってみたかったのと、
本部半島付近にある水納島という離島で、のんびり泳いでみたかったからだった。
本部半島の先端の備瀬崎には、備瀬という集落があり、
沖縄で庭木として用いられているフクギという木が、古い家屋を守る防風林として、
きれいに整備されている。
この集落を抜けて、先端の備瀬崎まで抜ける道は、歩いていると、強い日差しの日中でも、
どこか別の場所に迷い込んでしまったかのように静かで、吹く風も涼しく、不思議な空気が好きだったりする。
備瀬崎は、人気も少なく、時々、お天気雨が降る中、頭がほぼ空っぽにして、ひとりのんびり海を眺めた。
再び、フクギ並木を歩いて海洋博公園の入口へ。
海洋博公園北側にある、エメラルドビーチは備瀬の集落とは、雰囲気も正反対の、白い砂浜に淡いブルーの海。
シャワーやショップもちゃんと整備されていて、ビーチリゾートという言葉がぴったりな雰囲気。
そして、美ら海水族館。
同じゲストハウスに泊まっている男性が、「魚の種類も見せ方も、素晴らしい」と話していたが、
そういう、僕も、もう一度見に行けるのを、楽しみにしていた。
メインのジンベイザメの水槽はもちろん、浅瀬の海から、サンゴ礁の海、そして黒潮の海、深海の海と、
観光客が、簡単には、お目にかかれない沖縄周辺の豊かな海をみごとに再現した展示。
そして、ウミガメやマナティ、イルカなどそれぞれの生物をフューチャーした付属施設に、
オキゴンドウなどイルカの高い運動能力をショーで学べるオキちゃん劇場。
最後、再オープンしたばかりの海洋文化館のプラネタリウムで、
海の生活と深く結びついた沖縄の昔話と星座をストーリーに仕立てたフィルムを見た。
料金は、なんと170円。ちょっとお買い得です。
気がつけば午後5時半過ぎ。帰りのバスの時刻を気にせず、遊んでしまったのだが、
それほど待たずに、渡久地回りのバスがやってきてくれて、ゲストハウスに戻ることができた。
本部半島付近にある島の中では、一番小さい水納島へは、最初、宿泊しようと思っていたのだが、
前の記事や、ここにも書いたように、今帰仁城跡や備瀬など、あちこち周りたいことを考えて、
結局、午後1時の船で帰り、半日だけの滞在となった。
人口50人足らずのクロワッサン型の小さな島。
島自体は明治時代に、近くの瀬底島から移住していた住民によって
集落が出来た、歴史の浅い島だとか。
日帰りの海水浴客も多く、シュノーケルサービスや貸しパラソルなど、観光客向けのサービスも充実している。
ただ、大きい荷物を背負って一人で船に乗って移動してきた自分は、着替えや支度に何かと時間がかかり、
結局賞味2時間泳げたかどうかで、
もしかしたら、きれいなサンゴ礁があったかもしれない、ビーチから離れた島の反対側に行くことができず、無念。
時々、風が吹きぬけ、スコールに降られながらも、ビーチ近くの海の中で、くまのみ団地を見つけることが出来た。
午後、水納島を出て、今帰仁経由のバスで遠回りして名護へ。
せっかくの遠回りだったが、いつの間にか眠ってしまい、その間に膝に乗せていたハンチング帽を、
バスの中に落としたまま、名護市役所前で、バスを降りてしまった。
僕の頭を守って、汗をたっぷり吸ってくれた帽子君。
充分、役割を果たして僕のもとから離れて行ってしまったのかなという思いと、
追っかけて取り戻してあげなかった呵責の気持ちが、シーソーのように揺れたのでした。
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