えーとですね、昔からこのブログを知っている方以外は、
このブログで食いもんのことをばかり書いていているので、
書き手である自分が同性愛者でHIVポジティブであることを知らない方もいらっしゃるかもしれません。
同性愛者と言っても、簡単にひとくくりには出来ず、
異性愛者とは違う人達をLGBT(レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー)などと差すことがありますが、
それとて、本人の性の自覚の仕方と、恋愛対象の性はさまざま。
はるな愛ちゃんは、体は男性なのに心は女性という性同一性障害だし、
マツコ・デラックスくんは女装が好きな男性で、男性が好きというポジション。
こうしてマスコミで光が当たるLGBTの一方で、裏側には、
はっきりと照らされた光の影に隠れるように、世間から、伺い知れないところで、いろいろ曖昧なままになっていることが。
自分の性について自覚を自分自身で否定し、仕事でもプライベートでも、それを押し隠すように生活する人や、
自分のように、自覚してある程度、友人などのネットワークを作りながら、仕事などでは、取り立ててカミングアウトしていない人。
その曖昧な部分があることで、僕らは世間にさらされることなく、ホモフォビアと呼ばれる
同性愛者を忌み嫌う人達の視線や考え、主張などから逃れられているわけです。
僕が感染しているHIVだって、もともとどうして感染したかということを突き詰めて晒されれば、
あまり立派な言い訳ができるもんではありません。
この週末、ちょっとした事件があって、ニュースでも取り上げられていましたね。
とても身近な場所で起きた、このニュース。
それまで自分にとっても問題がないと思っていた存在が、取り締まりの対象となりました。
もしかしたら、まさに曖昧さの中で自分たちに許されると考えていた存在なわけで、
自分にも刃を向けられたような思いです。
もしかしたら、曖昧さの中に、甘えがなかったか。何がアウトで何がセーフなのか。
決して自分にも無関係ではないと考えます。
なわけで、画像は、前振りと全く関係ない話ですが、
台東区浅草2丁目「ミスターデンジャー浅草観音店」で、ハンバーグ&ステーキセット。
ハンバーグが300gステーキが150gで1980円と、お値打ちガッツリ系のステーキ店です。
本店は、元プロレスラーの方が経営しているお店なのですが、
この浅草観音店は、現在、その方とは関係のない店になっているのだとか。
そのあたりの事情はよくわかりませんが、
店内には、タレントやプロレスをはじめスポーツ選手のサイン色紙でいっぱいです。
なんといっても、肉ですよ。
ボリュームがあるのに、やわらかい!
もちろん、値段が値段なだけに、安い部位をやわらかく加工して、
焼いているとおもわれますが、おおっと思わせるほど、やわらかいです。
肉のボリュームに比例して、セットのライスも、大盛り。
すこしビビって、一緒に行った会社の先輩に、少し分けてあげたほどです。
ガーリックとテーブルに並んだたれは、もりもり食欲がすすみ、
ごはんをあげたことさえ、後悔。無事に完食です。
浅草は、チェーン店か、観光客を意識した店が目立ちますが、
とにかく、何も考えず肉を食べたい時には、少し歩いても足を運びたい店です。
公安側の「公衆」の定義が広すぎるんじゃなかろうか,と憤ってみたりラジバンダリ(古)
公然わいせつほう助が本当の目的だったのか、ちょっと疑問だったりするのですが、
もしそれが本当であれば、Ikunoさんと同感ですよ。
それよりも、掲示板などでの呼びかけなど、いろいろと目立った部分もあったので、ちょっと見せしめ的な意味合いもあるのかなと感じました。