少し前にも書いたのですが、昭和50年生まれの田舎育ちの自分にとって、
ピザと言えば、子供の時に食べた冷凍ピザがデフォルト。
ふかふかする、ちょっと厚めの生地にトマトソースが塗ってあって、
薄いサラミが6枚くらいと、細切りのチーズに荒みじん切りくらいのパプリカなどが散らしてある奴。
冷凍ピザがピザだと思っていた自分にとっては、イタリアで主流の薄い生地のピザの食感は、衝撃でした。
アメリカ風の厚い生地のピザに、イタリア風の薄いパリパリの生地のピザ。
…うーん、じゃ、ピザトーストはどっちなんだろう?
最近は、チルド商品で、ピザトーストが、あと焼くだけの状態で売られているのを見かけるようにもなりました。
そのルーツこそ良くわかりませんが、中には「元祖ピザトーストの店」を名乗る喫茶店もあるとか。
日本の喫茶店文化にはなくてはならないアイテムだとしたら、ピザトーストも日本独自の食文化って言えるでしょうか。
そんなわけで、画像は、千代田区神田神保町1丁目「さぼうる」で、ピザトースト。
店自体は前にも、ナポリタンで紹介していたかな。
岩波書店や小学館など、大手出版会社に古書店が並ぶ神保町で、昔から出版関係の人達に愛されていたということで、
明るさが抑えめな照明の中、半地下と半2階に分かれた立体的な空間の中で、木製の柱や床、テーブルが、怪しく黒光りし、
どこか文化の香りがする店の雰囲気は、時間が、その空間に吸い込まれて行きそうな程です。
昔からの有名店で、このピザトーストも、実は雑誌「BRUTUS」(マガジンハウス)の朝食特集で紹介されていたもの。
「ピザトースト、いいねえ。」と思って、行った時にはぜひ食べてみたかったメニューの一つでした。
提供されるまで、ちょっと時間がかかるのですが、
ふんわり厚切りのパンにいっぱいのチーズ。パンから垂れた部分が、パリッと焼き色が付き香ばしく香り、
溶けたチーズとパンの間には、ピーマンにマッシュルームとトマトソースと、もうベタ中のベタ。
いやいや、でもそれでいいんです。ペロッと食べてしまうには惜しいくらい。
でも、最後には、ちゃんとお腹いっぱい。最後のひとくちまで、幸せな気分が満たしてくれます。
ナポリタンスパゲティ同様に、海外には、あまりないだろう、実はジャパニーズクールとも呼べる至高の逸品かもしれません。
はじめまして。もしかして、ツイッターでは、繋がっていただいているかな。
そうそう、ピザトーストネタを書くときに、検索ワードでひっか方んですよ>紅鹿舎
こちらも昔ながらの喫茶店みたいですね。
元祖ピザトーストって、ちょっとそそります。
パフェがおいしいっていいですね。
今度ぜひ行ってみたいと思いますよー
ピザトースト、おいしいですよね。
で、発祥のお店は多分、有楽町というか日比谷の「紅鹿舎」だと思います。
パイやパフェもおいしいので、よく行きます。
よければ一度試してみてくださいね。
日本のように柔らかい食パンって、海外のスーパーマーケットにはないかもしれないですね。
食パンっぽい形のものは売っていたのは、見たことがありますが、ぼそぼそっとしていて美味しくなかったような。
チーズはやはりヨーロッパですよね。
種類も豊富そうですしね~
日本に来た時には、焼き牛丼と一緒にピザトーストも味わってみてくださいねー
ちなみにオランダにも冷凍のピザトースト、あります。が、パンがバゲットみたいなものなんだよね。
まず第一に、厚切りのふかふかの食パンというものがヨーロッパにはありません。そこからして違うんだよね。
自分がその味に郷愁をそそられるからかもしれないけれど、白い食パンは日本のものが一番おいしいです。
ピザトーストに乗っけるチーズはと言うと、それはオランダの方が絶対美味いんだけど…。
お弁当の添え物とはいえ、ナポリタンと同じですよね。
ケチャップを混ぜるというか、スパゲティを油で炒める時に、調味料として使うというイメージでしょうか。
洋食店では、生クリームをちょっと入れると、
おいしく出来上がるらしいですよ。
ピザトーストも、見方を変えると、ピザの変わり種とも言えると思うんですよ。
特に喫茶店でちゃんと作ってもらって食べると、
またイメージが変わってきますよ~
たまに昔は作っていたのですが、、
最近、そー言えば食べてないですね、
見たら食べたくなっちゃいました。。。(笑
ナポリタンも、最近は、色々な味が出てきたせいか、陰が薄くなってきた?と思っていた所に、、
今日は子供達がナポリタンを作ってくれるそうで、、の話の後、ここへお邪魔してます。
偶然?なんてね、、、