高野秀行・著 ☆☆☆★
辺境探検家兼ライターの高野氏の本はこれまでも面白おかしく数冊読ませていただいたが、今回ようやくそのデビュー作を読む。
結果としてはやはりアフリカ・コンゴに住むという「幻の怪獣」は見つからず、「あぁ、やっぱりな。」とその後に続く一連の著作と同様のオチなのだが、この頃はまだ早稲田大学探検部リーダーとしての真摯さが窺える。
ちなみにこのずいぶん後に、今度はインドへ「怪魚ウモッカ」を捜しに行く話があるが、その内容はあまりにヒドく、それ以来あまり著者の本を読まなくなってしまったのも事実である。
ま、それなりに面白かったけどね。
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