相変わらず左ヒザが調子悪く、本日予定していた外岩も見送り。
ちょっと頑張ると痛くて歩けなくなってしまうので、今週も家にひきこもり何冊か読み漁る。
「ひとりぼっちを笑うな」蛭子能収・著 ☆☆☆
TVの人気者、エビス先生の自己中なライフスタイル。個の時代と言われるが、これが巷では静かに版を重ねているとか。
読んでみると、たしかに共感できるところ多々あり。まぁそこまでしなくてもいいのでは?という点も多いが・・・。
前半からスイスイ読めるが、終わってみるとただエビス先生の勝手な言いぐさを聞かされ、自分もできるだけ自分勝手でいいんだなと妙な納得と虚無感を抱いた。
「自転車通勤で行こう」疋田智・著 ☆☆☆☆
東大出身でTBSのディレクターだけあって文章にキレがあって面白い。
自分も自転車通勤をしている身なので、たいへん共感をもって読めた。自転車好きなら「あるある」とうなづくことも多いだろう。
「洞窟おじさん」加村一馬・著 ☆☆☆
戦後サバイバルと言えばグァム島の横井庄一さんやルパング島の小野田さんが有名だが、こちらは同じ昭和の時代に足尾銅山をはじめ関東近県の山中や河原で43年間過ごしてきた人の実話。
ほんまかいな?と思わせる内容もいくつかあるが、人間の強さを感じさせてくれる。
ちなみに今度(BSだけど)リリー・フランキーさん主演でドラマ化されるらしい。うーん、見たいぞ!