場所:某消防訓練施設
本日は我が社の山岳部の定期訓練に参加。
カサメリでの怪我から三週間。まだ足を少し引き摺っている状態だが、こんな晴れた日にグズグズ家の中にくすぶっていても良くないので無理しない程度に出かける。
本日やったのは、
・懸垂下降中の仮固定
・トップ墜落時の仮固定と脱出
・懸垂下降時のバックアップ
・半マスト結びの懸垂下降
・搬出時のロープ及びスリングの使い方
・宙吊りからのプルージック脱出・・・などなど。
一応、頭の中ではわかっていた(つもりだった)が、やはりこういった練習は大事。実際に身体で覚えなくては。
で本日、意外な収穫、目からウロコだったのが、消防隊がよくやる「ロープ登り」。
よく腕だけであれだけ登れるなぁと感心していたのだが、なるほどああやっていたのか。
はたしてクライミングで使う場面があるかわからないけれど、「ダイ・ハード」でのブルース・ウィリスのような場面に遭遇したら役立つかも。(つーか、そんな場面あるのか?)
えぇ非公開です。・・・なんて嘘です。
まず大抵の人は垂れ下がったロープを登る場合、両足の内側で挟んだり腿に巻き付けて止めようとしますが、棒ならともかくロープではなかなか止まりません。
ところが、このロープを足の外側から内側に回してもう一方の足で押さえつけると意外とロックして止まるのです。
ちなみにあのTV番組「SASUKE」の選手もこの方法でロープ登りをこなしているそうです。クライミングのロープだと細いし伸びるのでちょっと難しいけどね。