清酒 東の麓 蔵人日記

山形県の地酒「東の麓」を醸造する職人のブログ

酒粕の問い合わせが多いです

2006年08月29日 | 日記
ここ最近、酒粕の問い合わせの電話が非常に多いです
お問い合わせの電話が多いのは非常にありがたいのですが、ここ数年、酒粕の出荷量が市場の需要に追いついていないのが現状です。
当然の事ですが、酒粕は日本酒を造る時に出る副産物となります。近年日本酒の需要がなかなか伸び悩んでいる中、酒粕の出荷量もそれに比例する形になります。

つまり、日本酒が売れないと酒粕も蔵元から出ない訳であります

電話でお問い合わせを頂くのは、業者さんから個人のお客さんまで幅広いです。
ちょっと残念なのは、「日本酒も一緒にいかがですか?」とお話すると「お酒は結構ですので・・・」と言われる事もあるのが悲しいですね

今年の当社の酒粕の出荷は9月末までの予定となっておりますが、出荷量の70%くらいは予約で出荷先が決まっております。

酒粕ブームは非常に喜ばしい事なのですけど、本元の日本酒もたくさんの人に飲んでもらえるように、蔵元として取り組んでいきます

ちなみに私の大好きな酒粕の食べ方は、とれたてのキュウリにそのそのまま酒粕を付けて食べるのが大好きです。シンプルですけど、とてもおいしいですよ

東の麓 高橋

試飲販売会をします

2006年08月25日 | 日記
8月もお盆を過ぎるとあっという間に月末です。本当に早いです
まだまだ暑い日が続いているので、会社で仕事をしていると毎日セミの鳴き声があちこちから聞こえてきます。今日は午前中から涼しい風が吹いています。9月に入れば季節通りに涼しくなるのでしょうね。

さて、明日から山形県観光物産館様で夏最後の試飲販売会を3日間行います!。お盆休みが終わって帰省ラッシュも一段落するところなのですが、8月中は旅行や観光で土日は比較的にたくさんお客様がいらっしゃるそうです。今回も数種類の当社のお酒を販売いたします

是非、お近くを通る際はお立ち寄り下さい

東の麓 高橋

暑いです

2006年08月21日 | 日記

先週の金曜日より通常営業しております。

ずっと暑い日が続いておりますが、皆さんは夏バテしていませんか?晩酌はいつも日本酒の私ですが、さすがにも飲みたくて、ここ数日ビール風の飲料を飲んでいました。昼も冷たいものをとったりしていて、夜にも冷たい風飲料で胃の調子が良くない。今日からまた日本酒にします

早稲田実業優勝しましたね 駒大苫小牧も素晴らしいチームですねそして両エースよく投げましたね。特に斉藤投手のコントロールの良さと球のキレが素晴らしい駒大苫小牧の選手、ボールになるスライダーを最後まで振り続けたのはキレがあったから?なんでしょうね。

暑くて更新がなかなか出来ない 蔵人S


お休みです

2006年08月14日 | 日記

明日の15日から17日まで会社の営業を休ませていただきます。18日より通常営業いたしますので、よろしくお願いいたします

我社の休業日で3連休は、お正月と盆休みの2回だけです。この貴重な3連休をどう使うか 最近はなど遊びに行くと。いつしか雨男と呼ばれている16日は絶対晴れてくれー

                           雨男返上したい蔵人S


夏の純米吟醸酒発売中です!

2006年08月10日 | 日記
7月下旬からの発売を目指して進めておりました「夏の純米吟醸酒」を夏限定で発売しております。本当はもう少し早い時期に発売したかったのですが、準備に戸惑ってしまい発売時期が遅れてしまいました。でも、まだまだ暑い夏は始まったばかり!(特に今年は7月中は雨の日が多かったですから)。これからどんどん売り込んでいきたいと思っております

肝心なお酒の内容は、キャッチコピーが「夏にガツンと生原酒」

夏場の日本酒はアルコール度数の比較的低い(14%~15%)すっきりした冷酒がよく売れております。しかし今回使用した出羽燦々の特徴である「やわらかく、巾がある」というこの酒質を素直に表現できるのは生原酒であると考えました。マイナス貯蔵で、しかもビン貯蔵でじっくりと熟成させた純米吟醸酒。キーンと冷やしてそのままでも良し、オンザロックにしても充分に応えられる味でもあります。もちろんブログを担当している蔵人Sのこだわりの生酒に仕上がっております

お盆に向けて社内の仕事量もピークを迎えつつありますが、頑張って行きたいと思います

東の麓 高橋



8月になって

2006年08月03日 | 日記
8月に入り気温がグッと上がって今日も日差しが強い夏らしい日となっております。今年は7月に雨や曇りの日が多かったので、ようやく夏らしい暑さを感じております。
今年チャレンジした酒米のバケツ栽培。植えて約2ヶ月になりますが、ここまで大きく育ちました!。緑色のしっかりと伸びた稲は力強くバケツに育っているようです。山形県内では、7月中の低温と日照不足により稲の生育が遅れているとの話も聞いております。今日のような夏らしい日々が8月中に続けばこのような不安も解消されるのではないかと思います。
この稲に立派な稲穂が実るように、これからも見守っていきたいです(正直、水と日光が当るように場所の移動くらいしか手をかけておりません。稲ってたくましいな~と感じました)。

東の麓 高橋


酒粕

2006年08月02日 | 日記

先月より、酒粕を販売しております。

この粕は、ねり粕とか漬け粕と呼ばれるもので、酒を搾った後にでた板粕をもう一度タンクに少量の焼酎と共に踏み込んで熟成させたものです。板粕とは違い、トロトロという感じです。

用途は、お漬物に使うのが一般的?です。粕漬けです 当社でも、社長の奥さんが粕漬けを作っています(非売品) たまにお茶うけとして出ますが、その味は絶品です。その理由は、酒粕を惜しげもなく大量に使うことにあるそうです。

下漬けから3度粕を変えるようです。手間隙のかかる作業ですが、美味しさの秘密はそこにあったのです。仕上げの酒粕の砂糖と塩の加減も重要なポイントだそうです。

酒粕はアミノ酸が豊富に含まれており美容と健康に良い食材といわれます。当社の酒粕の袋の裏に簡単な漬け方が書いてありますので参考にしてみてください。

                       蔵人