お問い合わせの電話が多いのは非常にありがたいのですが、ここ数年、酒粕の出荷量が市場の需要に追いついていないのが現状です。
当然の事ですが、酒粕は日本酒を造る時に出る副産物となります。近年日本酒の需要がなかなか伸び悩んでいる中、酒粕の出荷量もそれに比例する形になります。
つまり、日本酒が売れないと酒粕も蔵元から出ない訳であります。
電話でお問い合わせを頂くのは、業者さんから個人のお客さんまで幅広いです。
ちょっと残念なのは、「日本酒も一緒にいかがですか?」とお話すると「お酒は結構ですので・・・」と言われる事もあるのが悲しいですね。
今年の当社の酒粕の出荷は9月末までの予定となっておりますが、出荷量の70%くらいは予約で出荷先が決まっております。
酒粕ブームは非常に喜ばしい事なのですけど、本元の日本酒もたくさんの人に飲んでもらえるように、蔵元として取り組んでいきます。
ちなみに私の大好きな酒粕の食べ方は、とれたてのキュウリにそのそのまま酒粕を付けて食べるのが大好きです。シンプルですけど、とてもおいしいですよ。
東の麓 高橋