山形には酒造技術者の会「山形県研醸会」があります。その中に研究班が3つとIT班があります。最近、第4班なる謎の会が出来たとかできないとか
今日は、その中で私の所属する第3班の打ち合わせに行って来ました。第3班は、市販酒の分析調査や貯蔵試験などをしております。今年度の活動計画を決めると共に、昨年まで半年ごとにサンプリングし、貯蔵していた純米酒のきき酒をしました。
きき酒したのは、仮想、酒販店さんが店に置いている冷蔵庫(ガラス張り)と常温に置いたものの2種類で、0時から半年ごとに2年間サンプリングした9点、7社分で計63点でした。まあ2年間も冷蔵庫に置いておく酒販店さんは無いと思いますが・・・
出席した班員7名+事務局の石垣先生で計8名、面白いと感じたのは冷蔵庫中のビンが置いてある位置によって着色度が違ったことでした。冷蔵庫の置いてある官能試験室は、北向きの窓しかありません。それでも冷蔵庫の奥と手前に置いてあるビンで、着色度がこれほど違うとは想像していませんでした。ビンの色によっても違うことがはっきり判り、UVカットビンの有効性も考えさせられる結果となりました。
蔵人S