『モーニング』は『バガボンド』が表紙。井上雅彦の作画はすばらしいの一言に尽きる。物語も新たな局面に。
『主に泣いています』は最終回、『カバチタレ』は急展開。『鬼灯の冷徹』のゴシップ誌専属記者・猫又の小判にゃんは、身につまされる。
『天才 柳沢教授の生活』が面白かったのでメモ。
『経済と技術革命 I』の研究に日夜取り組み、くるみ幼稚園の園児たちの尊敬を集める華子。おじいちゃんになるためには、毎日がんばらなければならないでちゅ。しかし、嵐の転入生・せりなちゃん登場。
Hi-Pad miniを振りかざして、せりなちゃんは事も無げにいう。
「それって
これを見れば
みんなわかるでしょ」
マネタリジュム(「ス」にてんてん)とは、○○を○○するミルトン・フリードマンが○えた○○○○なのだ(漢字はまだ読めない)。
ゲームもできて、音楽も聴けて、おべんとうも写真に撮れる。指だけでふわふわと動く、魔法の機械に、最初はガン無視だった華子もショック。たのちくて、くやちくて、もっと見たくて、あこがれて。でも、ちょんなにかんたんにおじいちゃんになれるなんて!
今日のお迎えは、その「おじいちゃん」こと柳沢教授。興味しんしんで、園児たちが夢中になるHi-Pad miniをのぞきこむ。経済と技術革命は、教授のライフワークなのだ。
ここで教授の疑問。指で2点をタッチして、大きさを自由に変えるという発想は、本当に凄い。じゃあ、3つの指で動かしたら?
「それ やってみたことない」
と、早速挑戦するせりなちゃん。結果はもちろん、2つの指でやっているのといっしょ。どうにもならない。しかし、せりなちゃんは、このアイデアにたちまちとりこになる。3本指を立てて考えにふけるせりなちゃんの横顔と、のぞきこむ教授のツーショットが美しい。
みんなが遊んでいたHi-Pad miniの電池が切れてしまう。たちまち興味を無くす園児たち。電池さえなければただの下じき。おじいちゃんは電池がなくてもおじいちゃんでちゅ。
………と、ここで終わったら、よくある物語だろう。ここからの場面は、いやなヤツだったけれど、ジョブズに見せてやりたいな。電機メーカーのエンジニアたちにも。政府に公的資金で支援を受ける前に、やることがあるだろ?
「わかった
3点になったら
もう一人のせりなが
前に立つんだ」
せりなちゃんは電源の切れたHi-Pad miniで、プレゼン開始。ここに自分がいるとして、2本の指なら大きくなるだけ。
「それでね
それでね
3本めの指をね
こう
上げると」
「ほう」
「わかる?」
「立体映像ですか」
「そう」
「せりなさんは面白いことを
思いつきましたね
それは是非実現して欲しいですね」
3Dができるようになったら、おじいちゃんがHi-Pad miniから出てきて、いつでも質問に答えてくれる。3Dおじいちゃん!
「おじいちゃんと
ちょんなに簡単に会っちゃ
駄目でちゅ」
混乱に陥る華子。よくわからないけれど、泣いてしまう。帰路、おんぶされるうちに眠ってしまった華子に語りかける教授。
「私は
これからも変わり続けるであろう
世界を体験できる
華子がとても羨ましいのですよ」
と、作品は結ばれる。
せりなちゃんは、援交しながら経済を学ぶ女子高生、ショパンをチョピンとスペイン読みするお金持ちのお嬢さまなど、過去のキャラクターを懐かしく思い出させた。朝日新聞社の連載をまとめた『天才柳沢教授 孫・華子との生活』も今度手に入れよう。
『主に泣いています』は最終回、『カバチタレ』は急展開。『鬼灯の冷徹』のゴシップ誌専属記者・猫又の小判にゃんは、身につまされる。
『天才 柳沢教授の生活』が面白かったのでメモ。
『経済と技術革命 I』の研究に日夜取り組み、くるみ幼稚園の園児たちの尊敬を集める華子。おじいちゃんになるためには、毎日がんばらなければならないでちゅ。しかし、嵐の転入生・せりなちゃん登場。
Hi-Pad miniを振りかざして、せりなちゃんは事も無げにいう。
「それって
これを見れば
みんなわかるでしょ」
マネタリジュム(「ス」にてんてん)とは、○○を○○するミルトン・フリードマンが○えた○○○○なのだ(漢字はまだ読めない)。
ゲームもできて、音楽も聴けて、おべんとうも写真に撮れる。指だけでふわふわと動く、魔法の機械に、最初はガン無視だった華子もショック。たのちくて、くやちくて、もっと見たくて、あこがれて。でも、ちょんなにかんたんにおじいちゃんになれるなんて!
今日のお迎えは、その「おじいちゃん」こと柳沢教授。興味しんしんで、園児たちが夢中になるHi-Pad miniをのぞきこむ。経済と技術革命は、教授のライフワークなのだ。
ここで教授の疑問。指で2点をタッチして、大きさを自由に変えるという発想は、本当に凄い。じゃあ、3つの指で動かしたら?
「それ やってみたことない」
と、早速挑戦するせりなちゃん。結果はもちろん、2つの指でやっているのといっしょ。どうにもならない。しかし、せりなちゃんは、このアイデアにたちまちとりこになる。3本指を立てて考えにふけるせりなちゃんの横顔と、のぞきこむ教授のツーショットが美しい。
みんなが遊んでいたHi-Pad miniの電池が切れてしまう。たちまち興味を無くす園児たち。電池さえなければただの下じき。おじいちゃんは電池がなくてもおじいちゃんでちゅ。
………と、ここで終わったら、よくある物語だろう。ここからの場面は、いやなヤツだったけれど、ジョブズに見せてやりたいな。電機メーカーのエンジニアたちにも。政府に公的資金で支援を受ける前に、やることがあるだろ?
「わかった
3点になったら
もう一人のせりなが
前に立つんだ」
せりなちゃんは電源の切れたHi-Pad miniで、プレゼン開始。ここに自分がいるとして、2本の指なら大きくなるだけ。
「それでね
それでね
3本めの指をね
こう
上げると」
「ほう」
「わかる?」
「立体映像ですか」
「そう」
「せりなさんは面白いことを
思いつきましたね
それは是非実現して欲しいですね」
3Dができるようになったら、おじいちゃんがHi-Pad miniから出てきて、いつでも質問に答えてくれる。3Dおじいちゃん!
「おじいちゃんと
ちょんなに簡単に会っちゃ
駄目でちゅ」
混乱に陥る華子。よくわからないけれど、泣いてしまう。帰路、おんぶされるうちに眠ってしまった華子に語りかける教授。
「私は
これからも変わり続けるであろう
世界を体験できる
華子がとても羨ましいのですよ」
と、作品は結ばれる。
せりなちゃんは、援交しながら経済を学ぶ女子高生、ショパンをチョピンとスペイン読みするお金持ちのお嬢さまなど、過去のキャラクターを懐かしく思い出させた。朝日新聞社の連載をまとめた『天才柳沢教授 孫・華子との生活』も今度手に入れよう。