新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃん姉妹とお父さんの日々。

やはり「ワンピース」の続きは気になるよね

2011年03月26日 | 被災地応援
いい話だ。

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260109.html
1冊の「週刊少年ジャンプ」が、雑誌の最新号が届かない仙台市にある書店で、100人以上の子どもたちに「立ち読み」されている。客から譲り受けた貴重な1冊。人気マンガの続きを読み、「安心した」と笑みを浮かべる子どもたちがいた。

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「こんなときにマンガなんて!」という意見もあるかもしれないが、
こういう時こそ変わらない日常は必要。
人間は24時間恐怖を直視するほど強くはできていない。
大人になれば面の皮も厚くなるけれど(ついでに脂ぎる)、
まだ感受性の神経網がむきだしの子どもたちだ。

昨日、夕食を食べた店でも、家族連れの子どもが、
DVDプレーヤーでポケモンを見ていた。
やはり原発や被災地の映像が続くニュース番組を見たがらないのだそうだ。
お店の人も気を使って、「ドラえもん」のチャンネル。
新入生応援企画の、のび太たちの入学式のエピソード編だった。
われらおっさん連中も「いいですよ」と一緒になって見ていた。
大人たちが「こわくない」「だいじょうぶだ」と言ってやれなくてどうするのだ?

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1 コメント

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Unknown (くろまっく)
2012-04-23 15:19:43
マンガの偉大な力。受賞おめでとうございます。

◆回し読みされた「あの少年ジャンプ」に特別賞

読売新聞 4月23日(月)7時29分配信
 第16回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)が発表され、マンガ大賞は岩明均(ひとし)さんの「ヒストリエ」(講談社)、新生賞は伊藤悠(ゆう)さんの「シュトヘル」(小学館)、短編賞はラズウェル細木さんの「酒のほそ道」(日本文芸社)など一連の作品に決まった。

 マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈る特別賞は、仙台市の塩川書店五橋(いつつばし)店が東日本大震災直後、回し読み用に提供した「あの少年ジャンプ」に決定。子供たちに元気や勇気を与えたマンガの力に対し、賞が贈られる。
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