新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

負けずぎらい?(新入社員におくる)

2011年04月06日 | 仕事/ビジネス

そういえば、5日は入学式だったらしい。
桜が咲いて絶好の入学式日和だ。

新入社員もやってきた。
自分が生まれる前から働いていた人たちに、敬意や驚異を感じることがあったが、新人から見たら、すでに私も完全にそうだ。
この3月に18歳になったばかりの新入社員もいる。

さて、あるPR誌の新入社員紹介特集号。
今の担当さんも2,3年前、この中の一人だったと思うと感慨深い。

しかし写真、ネクタイが曲がっている……
再撮影をお願いしようにも、営業職ならともかく、現業部門で普段スーツを着ない若者に、撮影のためだけにスーツ着てこいというのも酷な話だ。
Photoshopで修正をかけていく。
こうも修正が当たり前になると、フォトコンテストが廃止されるのもわかる。

自己PRのメッセージでも、毎年傾向があるような気がする。
これは就職マニュアルの影響だったりするんだろうか?

今年は「負けず嫌い」「××なら誰にも負けない」といった表現が目立った。
今は受け取り方・使い方がちがってきたのかもしれないが、私の知る限り、「負けず嫌い」は、いい意味ばかりでない。
これもゆとり教育の個性重視の影響だろうか。
あるいは格差社会のイデオロギーの反映なのか。
「負けるが勝ちよ」ということわざはどこへ?

第一、「負けず嫌い」は文法的に考えるとおかしい。
「負け嫌い」「負けじ魂」の混同だろう。

しかし敗北や失敗の中にこそ、本当に学ぶチャンスがある。
若いうちにどんどん失敗したり、挫折しておいたほうがいいと思う。
失敗や敗北を直視できない、ダメなおとなにだけはならないようにね。



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