先週末は友人宅に。いつもビールを飲みながらひたすらテレビ三昧。わが家にはテレビがないのです。
今回は『けいおん!』を見せてもらった。リアルタイムのなまけいおん(どこかの条例に抵触しそうな淫らな響き)は初体験。
唯がかわいがっている亀のトンちゃんは、スッポンモドキだろうか。まさかウミガメではないよな。水槽のお掃除シーンで、バケツに移している。足はオール状なので逃げ出せない。水槽に陸地も作っていなかった。
『けいおん!』が2時30分からなので、それまでBS波や地上波で他のアニメも見た。『ぬらりひょんの孫』『会長はメイド様』『さらい屋 五葉』はおもしろいね。『新撰組PEACE MAKER』も人気があるのはわかる。しかし10本近く見たなかでは、やはり『けいおん!』がいちばんである。
久しぶりに『サザエさん』も見た。元祖まったりゆるゆる日常アニメ。しかし大画面・ハイビジョンで見ると、違和感ありまくり。『けいおん!』と同時代の作品に思えないほど、完全にオーバースペック。磯野家の茶の間のテレビも、まだ地デジには対応していないようで、いまだブラウン管式だった。
磯野家に新型家電が登場するのは、世帯普及率が7割を超えてからという話をどこかで読んだことがある。総務省の調査では、2010年3月末の地デジの普及率は83.8%に達したはず。もっともこれは1家にテレビが2台以上ある世帯も含めての数字のはずで、実質7割に達していないのが理由なのか。『サザエさん』の時代設定は80年代なので、地デジ問題はスルーするだろう、という説もあるらしい。
しかしテレビ局も制作会社も、スポンサーもベテランの声優たちも、見ている視聴者も、「長寿番組だからやめられない」という以上のモチベーションを感じることができなかった。好意的に見れば、嵐のローリングコインタワーのように、せっかくここまで来たのだから続けられる所まで、という感覚ではあるのだろう。しかし時間は止まったままだし、何の変化も起こらない『サザエさん』世界は、良くも悪くもこの国の政治経済社会を象徴しているとはいえる。
今回は『けいおん!』を見せてもらった。リアルタイムのなまけいおん(どこかの条例に抵触しそうな淫らな響き)は初体験。
唯がかわいがっている亀のトンちゃんは、スッポンモドキだろうか。まさかウミガメではないよな。水槽のお掃除シーンで、バケツに移している。足はオール状なので逃げ出せない。水槽に陸地も作っていなかった。
『けいおん!』が2時30分からなので、それまでBS波や地上波で他のアニメも見た。『ぬらりひょんの孫』『会長はメイド様』『さらい屋 五葉』はおもしろいね。『新撰組PEACE MAKER』も人気があるのはわかる。しかし10本近く見たなかでは、やはり『けいおん!』がいちばんである。
久しぶりに『サザエさん』も見た。元祖まったりゆるゆる日常アニメ。しかし大画面・ハイビジョンで見ると、違和感ありまくり。『けいおん!』と同時代の作品に思えないほど、完全にオーバースペック。磯野家の茶の間のテレビも、まだ地デジには対応していないようで、いまだブラウン管式だった。
磯野家に新型家電が登場するのは、世帯普及率が7割を超えてからという話をどこかで読んだことがある。総務省の調査では、2010年3月末の地デジの普及率は83.8%に達したはず。もっともこれは1家にテレビが2台以上ある世帯も含めての数字のはずで、実質7割に達していないのが理由なのか。『サザエさん』の時代設定は80年代なので、地デジ問題はスルーするだろう、という説もあるらしい。
しかしテレビ局も制作会社も、スポンサーもベテランの声優たちも、見ている視聴者も、「長寿番組だからやめられない」という以上のモチベーションを感じることができなかった。好意的に見れば、嵐のローリングコインタワーのように、せっかくここまで来たのだから続けられる所まで、という感覚ではあるのだろう。しかし時間は止まったままだし、何の変化も起こらない『サザエさん』世界は、良くも悪くもこの国の政治経済社会を象徴しているとはいえる。