新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

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マギアレコードアーカイブ 

2024年06月05日 | まどマギ・マギレコ
先週5月31日、『魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコード』が2024年7月31日をもってサービスを終了することが発表されました。

2017年8月22日の配信開始から実に6年11か月あまりソーシャルゲームとしては大往生ですが、いまツイッターの私のタイムラインは悲しみと別れを惜しむ声で溢れています。

いつかは終わりが来ることはわかっていましたが、『まどマギ』新作映画『ワルプルギスの廻天』までは続くだろうと楽観視していました。

『マギレコ』については、以下のエントリをご参照ください。


このなかで「ヒストリア編」を「第三部?」と書いていますが、実際には第二部の後日談でした。
「バトルミュージアム」「アリナのアトリエ」も五十鈴れんを含めた魔法少女が過去の自分に向き合い未来にめざしていく物語であり、これも後日談に含まれるでしょう。

昨年12月の『オモイデ・ドロップス』とこの4月の「Last_Bird's_Hope」は、瀬奈みこと・夢乃夕乍という、マギレコ世界の二大ボスキャラの最期を描いた物語でもありました。

第二部の終盤で、主人公のいろは、ういの姉妹、灯花とねむの四人は、人としての現し身の姿を捨て、魔法少女を魔女化させない自動浄化システムのコアとなりました。昨年8月の六周年イベントでは、いろは・ういの二人は現実世界に人としての世界に戻ってくることができるようになりましたが、しかしこの自動浄化システムは再び不安手になります。魔法少女たちの安寧を守るため、四人はシステムのコアをなす概念(単純化すれば「神」のようなもの?)としてもこの世界から消え去ることにした、というわけです。物語としても非常に美しい終わり方です。

今も同人のオンリーイベントが開かれるほどの根強い人気があり、売上低迷でサービス終了というわけではなさそうです。

一つは、7年前配信のゲームですから、システムが古くなってきたことがあるようです。新規イベントだった「ミラーズランクマッチング」は、昨年10月30日開始の第二回めに、バグが発生して中止に追いやられました。2024年3月のiOSのアップデートでは、ARサービス「マギレコカメラ」の背景が黒画面になってしまいました。ドッグイヤーでたとえるなら49年前のゲームですから、建築物でいえば現代の耐震基準や居住性の条件に合わない部分が増えてきたのでしょう。

プロデュース会社のアニプレックスが、2024年に『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』(マギアエクセドラ)を配信するのも、決定的だったと思います。『マギレコ』が競合相手になり、ユーザーを食い合う共食い現象を避けたかったのでしょう。

スーパーにたとえると、今も人気店だけれど、建物が老朽化して安全性に問題があるお店は閉店して、新ブランドのお店に経営リソースも技術リソースも注ぎたいというのが、運営の偽ざる本音なのでしょう。

私自身は、極左の立場に立つ労働運動家ですが、倒産しかけた会社の再建に取り組んだこともあるので、こういう経営の論理、資本の論理もわからないでもありません。

しかし、『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』(略して『まどドラ』というそうです)の先行きはかなり怪しいです。一緒に『叛逆の物語』に通った後輩氏も、「新聞広告出たよ」と話を振っても「みたいですね」と薄い反応。まどマギやマギレコの話題があれば声をかけてくる後輩氏も、今回は何もいってきません。

まどマギファンには、まどかやほむらが主人公でない『マギレコ』に興味を示せず、やがてまどマギそのものからも遠ざかっていった人たちも少なくないです。マギレコに残った人たちはすでに「マギレコの民」になっています。今またまどマギ新作がブレイクするかなといえば、ハードルは高いです。

全国紙の新聞広告が掲載された日は、ツイッターのタイムラインもそれなりの盛り上がりを見せました。

しかし、この日は「Last_Bird's_Hope」のイベント予告日でもありました。『まどマギ』の魔女と背景美術を手がけてきた劇団イヌカレーデザインによる新魔法少女「ユゥ」のビジュアルが公開されると、TLは「ユゥ」の話題一色になり、まどマギ新作ゲームはすっかり忘れ去られてしまいました。今から振り返れば、魔法少女というよりは見た目も内面も魔女そのもののユゥの実装は、これで最後だから、『マギレコ』の最大の功労者のひとりである泥犬さんに思う存分自由にさせてあげようという運営の太っ腹だったと思います。しかしこの尖ったデザインがバズり、新規ユーザーが増え、引退組もたくさん復帰してきました。

それなのに、『マギレコ』はサービスを終了してしまうのです。


私は、『まどマギ』で蒼樹うめ先生のファンになり、芳文社の『きららファンタジア』も遊んでいました。『マギレコ』と『まどドラ』なら、どちらもうめてんてーのキャラが登場するわけですから、どちらも遊んでお布施(課金)を続けることができたろうにと残念でなりません。

私の『まどマギ』熱が続いたのは、2013年のハロウィンの日に『叛逆の物語』を観て、2016年5月に名古屋で開催されたシャフト40周年記念の『MADOGATARI展』までの19ヶ月あまりでした。今では「愛娘」の五十鈴れんのいる『マギレコ』のほうが、私にとって重要なコンテンツであり、すでに人生の一部です。毎週通っている摩耶山で出会った、新しい「愛娘」の山猫マヤーと、れんとのツーショットをスマホで収めることは、私にとって至福の喜びです。


「魚屋道」「有馬」と二日続けて6月1日の山行きのエントリを挙げたのも、5月31日の『マギレコ』サービス終了のお知らせを読んだ翌日だったからです。

最初、私はサービス終了日を7月1日と思いこんでいました(それはPC版で、iOS版の話は7月31日)。ヒマラヤの青いケシが咲いたらまた六甲高山植物園に行くつもりでしたが、今度はれんちゃんの乗りたがっていた有馬ケーブルで降りることにしていました。この道を彼女と一緒に降りるのもこれが最後かと思うと、さびしくて仕方ありませんでした。


現在、サービス終了が告げられたマギレコ界隈では、ユーザー全員が一斉に、魔法少女の記録(マギアレコード)を残すという、作品のタイトルそのままの行動を行っているところです。


れんちゃん関連では、マギレコ戦力値No.1のレジェンドユーザーの 有栖ありささん@mgrc_alisa が、動画を公開しておられます。

このブログで、れんちゃんがだれに対しても「さん」付けで、蚊にも「蚊ぁさん」と呼んでいるのは、原作であの白い淫獣を「さん」付けしているからです。同じく礼儀正しいななかさんも最初はさん」付け、静香ちゃんは「さま」付けでしたね。今年のバトルミュージアムでは、れんちゃんも淫獣は呼び捨てだったのが嬉しくもあり、ちょっとさびしかったです。



このストーリーを読んで、私は『マギレコ』にハマりました。


自殺しかけたところを梨花に救われる、ふたりの出会いの物語です。
山行きでも朝寝坊を合理化しているのも、彼女の大好きな夕暮れの風景を見るためかな?


運営のサービス終了の発表がもう一週間早かったら、と思いました。
池田市の五月山公園が、改修のため6月1日から改修工事に入り休園してしまったのです。
また行きたかったな。
五月山は、梨花とれんの愛読する『女の子の食卓』のあるストーリーのモデルになった「聖地」なのです。



これは2018年のクリスマスイベントで、梨花ちゃんとれんちゃんがペアユニットとして実装されたときのイベントストーリーです。サンタさんの存在を否定する梨花ちゃんに本気で怒るれんちゃんがいいですね。






これは梨花・れん(クリスマスver.)の魔法少女ストーリーです。

𝑹𝑰𝑲𝑨𝑹𝑬𝑵𝑭𝑨𝑵𝑻𝑨𝑺𝒀𝑭𝑶𝑹𝑬𝑽𝑬𝑹─



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