大阪府知事に就任した際の職員訓示で、橋下は「破産会社の従業員はリストラも給料半分も当たり前」と暴言を吐いていた。
しかし市長選出馬に退任での挨拶では「皆さんは優良企業の従業員」と挨拶したという。
大阪商人をなめないほうがいい。いまの大阪府のどこが「優良企業」なのか。大阪府の地方債残高はこの4年間で増加したではないか。破産企業より悪い企業はなんというのだ。大阪市の地方債は減少している。橋下や維新の会に、批判されるいわれはない。大阪府は、「都」どころか、「県」に格下げでいいくらいだ。
どうしても「都」になりたければ、大前研一の言いぐさではないが、京都府とM&Aで「大京都」にでもなればよいのだ。日の丸君が代を愛する民族愛国者なら、玉体を京のみやこから奪還して、日本の首都と宣言してみせよ。利権がほしいだけの資本の犬が、大きな口をたたくな。関空と一緒に泉州沖に沈め!
もちろん、橋下も、脱原発を宣言したり、関電の節電協力を拒否したり、たまには良いことも言った。しかし壊れたパソコンがたまに正常に起動したからといって、壊れていることには変わりない。
結局、橋下はマスコミ受けするパフォーマンスだけの人物だった。経済活性化、雇用・医療・福祉など、府民がほんとうに必要とする分野は後回しになってきた。
リーマンショックや円高の影響で、中小・零細事業所の倒産・廃業は急激に増加した。だが橋下府政は無為無策だった。これは大阪市の生活保護世帯の増加によく表れている。働く意欲も能力もある人たちを失業者のままにしておいていいはずがない。この社会的な損失を防ぐためにも、公的なサポートが必要なはずだ。
教育や医療や福祉を、「コスト」と考えるようになったらおしまいである。それらは未来への投資なのだ。
詭弁家の橋下の土俵に乗ること自体が、私には不毛に思える。その土俵そのものを否定していかなければならない。以下の中島岳志の文章が、橋下徹の詭弁を見抜くために参考になる。
☆中島岳志の希望は、商店街
「橋下徹の言論テクニックを解剖する」
http://www.magazine9.jp/hacham/111109/
http://www.magazine9.jp/hacham/111111/index.php
しかし市長選出馬に退任での挨拶では「皆さんは優良企業の従業員」と挨拶したという。
大阪商人をなめないほうがいい。いまの大阪府のどこが「優良企業」なのか。大阪府の地方債残高はこの4年間で増加したではないか。破産企業より悪い企業はなんというのだ。大阪市の地方債は減少している。橋下や維新の会に、批判されるいわれはない。大阪府は、「都」どころか、「県」に格下げでいいくらいだ。
どうしても「都」になりたければ、大前研一の言いぐさではないが、京都府とM&Aで「大京都」にでもなればよいのだ。日の丸君が代を愛する民族愛国者なら、玉体を京のみやこから奪還して、日本の首都と宣言してみせよ。利権がほしいだけの資本の犬が、大きな口をたたくな。関空と一緒に泉州沖に沈め!
もちろん、橋下も、脱原発を宣言したり、関電の節電協力を拒否したり、たまには良いことも言った。しかし壊れたパソコンがたまに正常に起動したからといって、壊れていることには変わりない。
結局、橋下はマスコミ受けするパフォーマンスだけの人物だった。経済活性化、雇用・医療・福祉など、府民がほんとうに必要とする分野は後回しになってきた。
リーマンショックや円高の影響で、中小・零細事業所の倒産・廃業は急激に増加した。だが橋下府政は無為無策だった。これは大阪市の生活保護世帯の増加によく表れている。働く意欲も能力もある人たちを失業者のままにしておいていいはずがない。この社会的な損失を防ぐためにも、公的なサポートが必要なはずだ。
教育や医療や福祉を、「コスト」と考えるようになったらおしまいである。それらは未来への投資なのだ。
詭弁家の橋下の土俵に乗ること自体が、私には不毛に思える。その土俵そのものを否定していかなければならない。以下の中島岳志の文章が、橋下徹の詭弁を見抜くために参考になる。
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