今日のお楽しみ。

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世界バレー女子 ブラジルに勝利!!

2022-09-30 23:33:00 | バレーボール
信じられない。勝った!ブラジルに勝った!40年ぶりだそうだ。
日本女子バレーがやっと、目を覚ましはじめた。

井上と石川が躍動して、バンバンアタックを決めてくれた。林もブレずに、アタックを決めてくれた。

ブラジルは、なんだかまったく調子が出てなかった。ミスが続いて。これも日本がサーブで崩して、良いアタックを打つチャンスを与えなかったからだろうか?

日本はディフェンスも良かった。と真鍋監督。

2セット先取後、3セットはけっこう大差で取られてしまった。4セット目もズルズルリードをゆるしていたが、石川選手がガツンとアタックを決めて、諦めないよ!とチームの雰囲気を変えてくれた。らしい。
というのも、負けるわ、どうせ。と、諦めてた私は、4セット目前半をながら見でよく知らないのだ。ごめん。信じ切れなくて。
若い山田もよく機能してた。いいチームができたようだ。

こまつ座『日本人のへそ』wowow

2022-09-29 16:50:00 | 日記
井上ひさしの戯曲デビュー作で、1969年が初演(wiki)。
私が幼いころ昭和の演劇だ。

昨夜、wowowで放映されたのは2021年3月東京での舞台で、
井上芳雄、小池栄子、朝海ひかる、山西惇らが熱演。演出は栗山民也。

吃音を治すために患者たちが、芝居を演じているという設定。その内容がストリップ劇場が舞台となっていた。

おかっぱ頭でセーラー服姿の小池栄子の弾けっぷり!それ、どっから声出してんの?!と思えるカン高いけどドスの効いた声。昔の田舎の娘っ子ってイメージを強烈にアピール。(この演技力で、「鎌倉殿の13人」の正子役を引き寄せたのか?いや、決定後か)
小娘は東北のど田舎から東京に憧れてやってきて、ストリップ小屋に流れ着く。

全体的にミュージカルとはまたちょっと違う農民たち、ヤクザたち、ストリッパーたちなどクセの強い面々が歌い踊る泥臭く味のある音楽劇。

2時間あっという間のエロさ(オヤジの世界の明るい、けどちょっと哀しいエロさ)楽しさだけど、ちょっと疲れて地上波の世界バレーに変えたら、もうストレートで負けそうになってる。しかもまた、古賀紗理奈が足怪我して離脱。オリンピックとおんなじこと繰り返してるなー。監督変わっても采配は難しいんだな。

負け戦の対中国戦を見届けて、wowowに戻ってきたら、小池栄子が極道よりさらにお偉いさんの女になってて、しかもレズビアンが次々に登場してきて、朝海ひかる(やたら美人な元宝塚で、坂本昌行が配偶者)にめっちゃ迫られてて、面白かったけど、話が見えないのでこのへんで、寝ることにしてしまった、結末は分かりません。

それにしても、ここぞという配役には山西惇がでてくるね。今回も何役もこなしたが駅長役の時、東北の駅から上野まで百いくつの駅名を言って拍手をもらってた。




今村夏子著『こちらあみ子』 

2022-09-28 11:45:00 | 日記
あみ子は少し風変わりな女の子。(略)純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしにかえていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示した、第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞の異才のデビュー作。
ー裏表紙の紹介文より

泣きたくなった。胸が詰まる。こんなに沁みた小説はいつ以来だろう。

あみ子は、
他人を意識しないで生きている特別な存在のよう。それゆえ他人と比較して傷つくこともない。馬鹿にされても、されてることが分からない風だ。
障害者の可哀想なお話かというと、まったくそうでない。あみ子の視点で描かれていて、周りの方が振り回されて可哀想なことになる。

けど、あみ子が中学生になって、少しずつ自覚してくる場面がある。「なんで誰もおしえてくれんかったんじゃろうね。いつもあみ子にひみつにするね。絶対みんなひみつにするね。」

この気持ち、私にも経験がある。私も人の気持ちに鈍感なところがあったらしく(今はそんなことないと思いたい)、中学生の教師に「あんたは気楽でええなぁ」みたいなことを言われて、どういう意味かわからんことがあった。とにかくなんか嫌味言いたいんやな、とは思った。中ニの時、友達にも恋愛関連の話を秘密にされたことがあって、とても悲しかったことも思い出した。中学の私は子供っぽかったのだろう。そこは今でもかな?
だから、あみ子のムカつきがヒシヒシと伝染してきた。

ラストシーン近く、
あみ子が中学の卒業を控えて、
ある男の子に、自分がどんなふうに変か教えてほしいと、と尋ねる場面がある。それは、その男の子があみ子の真っ直ぐさに心底感心したからで、だから、あみ子も素直に聞けたんだと思う。そして、彼の答えがまた、素敵すぎるのだ。二人の中学生が成長した名シーン。ジィィーンときた。泣いた。成長とは哀しみをともなってしまうものなんだな。

著者は2019年「むらさきのスカートの女」で芥川賞を受賞。こちらも世の中からはみ出た女性がでてきて、面白い展開だけど、こちらあみ子の方が好みだ。

世界バレー、女子チェコ戦に勝利!

2022-09-26 23:19:00 | バレーボール
去年の東京オリンピックとは、また違った選手が活躍してた!
井上愛里沙選手だ。
初めて見たが、古賀紗理那の対角アタッカーでバン!バン!アタックを決めてくれた(//∇//)スカッとしたよ!
オリンピックに選ばれなかった時は、バレーやめようかなと思ったとか。辞めないでいてくれて良かったー。
ホント、監督によって選ぶ選手は違ってくるんだなあ。今回は真鍋監督が復活、指揮をとっている。
チェコは格下とはいえ高さのあるチームだったが、日本の動きよく3セット連取でストレート勝ち。

ラストは、ミドルアタッカーの島村選手が4連続スパイク得点!頼もしいわぁー
荒木がいなくなって、独壇場だ。セッターもやりやすいのでは?
そして、最後の最後は、自分でレシーブして、アタックも打てるタフガイな林選手がアタックを決めて勝った。

昨日だか、一昨日だか、バラエティーでバカバカしいゲームやらされてたので、また宣伝に利用されて、大丈夫か?と心配したけど、とりあえず、ニ戦とも勝利してるので、よしとするか。

舞台「阿修羅のごとく」配信

2022-09-21 23:21:00 | 日記
wowowに入って良かった。
木野花演出の「阿修羅のごとく」も観ることができた。

舞台が客席の真ん中にあって、東西南北の四方向から芝居を見られることになる。

天井には、屋根を模した骨組みもある。まるで、相撲の土俵のようで、ここで、四姉妹の戦いが始まる、そんな感じ。

木野花演出といえば、青い鳥の時代に見た「シンデレラ」など忘れられない。大阪ガスの跡地の今はなき劇場で見た気がする。30年以上前だ。
シンデレラをシンデレイラと呼ぶ。レイラにアクセントがきて、だんだんと高い音になる。お尻を縦にふってあるく意地悪な継母と姉たち。彼女たちの独特の歩き方、発音が今も見え聴こえてくる。
シンデレラ役の女優さんが床にへばりついて床磨きしてた。走りながら待っている。待ちながら走っている。そんなセリフが印象的だった。
カエルの鳴き声だけでなにかを演じてたもの忘れられない。なにしてたかよく分からなかったけど。とにかく、いつも突飛なアイデアで楽しませてくれた劇団青い鳥。

もうそんな劇団はない。
けど、木野花さんの洗練された演出も悪くない。

*失礼!劇団青い鳥はあります!
ただ、そこに木野花はいない。