今日のお楽しみ。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

桜田淳子映画「スプーン一杯の幸せ」

2023-05-30 00:04:00 | 日記
先日wowowで視聴。
今年、デビュー50周年なんだそう。だから、放送されたのかな。

昔懐かしいアイドル映画、よく観に行った。
百恵ちゃん、薬師丸ひろ子、知世ちゃん。
昔の映画館は入れ替え制なんかないから、お客入れ放題。館内はすし詰め状態で、座席取りに必死になったのが懐かしすぎる^_^立ち見当たり前。途中からでも入り放題。だったと思う。
ラストに近づくと、気の早い客がそーっと入ってきたりして、じっくり堪能できない時とかあったね。
それ思うと、ほんと今の時代はお上品。まあ、それほど映画の数も少なかったし。

で、この映画は1975年に公開。桜田淳子初の映画。(原作は落合恵子)高校のバトミントン部キャプテンを演じて爽やかさ全開の青春ラブストーリーと思いきや、後半は実の母とバトミントン部の監督を取り合うというドロドロの展開でグッと引き込まれたわたし。
いつものことだけど(wowowだと付けた所から見て面白かったら観続けるというパターンなので)後半から映画を見始めてしまった。
桜田淳子は当たり前だけど、とっても可愛いので、てっきりだいぶ歳上だけど、監督(黒澤年男)と最後は上手くいくんだろうなあ、と思ってみていた。
ところがどっこい。監督は淳子の母が好きと言う。なんでそうなんねん?アイドル映画なのに!と不服だった私。それで、最初から見直してみると、前半で母(浜木綿子)と最初に出会ってたんやね。しかも写真のモデルなんかして、お互い意識し合ってた。(監督は写真が趣味で、賞を取る腕前って、設定がもう出来過ぎやけど)
まあ、仕方ないか。和服の浜木綿子(40才)は憂があって色っぽいし。そんなワケで、後半は、朝ドラ「ひらり」(再放送中)を思わせる肉親同士で男を取り合う骨肉の争いに、と思ったがやっぱりそこまではいかない。
淳子ちゃんがふてくされて、お母さんなんか大っ嫌い!と叫んだり、監督に諦めろと、詰め寄ったり、海でお母さんのばかー、監督のばかー、と叫んだりして、スッキリしたのか割と物分かりよく二人を許すのだった。爽やかさ重視だからね。
「ひらり」みたいにネチネチネチネチしないわ。ひらりの石田ひかりも爽やか担当だもんね。お姉ちゃんのネチネチが面白すぎるんだけど。





カフェの壁 💢

2023-05-24 11:53:00 | 日記
最近、地下鉄(metro=メトロと呼ぶらしい)がいろんなフリーペーパーを発行している。私はそれを見て、カフェ巡りなどしたいと思ってる暇人である。

数日前行きつけの(昔ながらのショーケースにパンを並べてるタイプの美味しい)パン屋さんに突然それが置いてあり、珍しいのでもらってきた。そのパン屋さんも掲載されてて、信用できる!と思った。

めでたく時間ができたので(暇人でも、それなりに忙しい)たくさんの掲載店の中から厳選して二駅遠くのカフェに張り切ってバイクを駆って出掛けてきた。

一応、ホームページで休みや営業時間も確認した。地図も途中何度も確認して、さあ、近くまで来たはず。一通だから、道1本遠回りして来た。ところが、その辺りにそれらしいお店が見当たらない。
ここは、地元の人に尋ねるのが一番と思い車から降りて来た白Tの爽やかお兄さんにさっそく声をかけた。すると、ケータイを取り出しささっと検索し、この住所なら、あの辺、あの赤いテントの向こうの方やで。見える?ととても親切。分かりました、ありがとう!と別れ、ついーと赤テントを越えたけど、見当たらず。困って、今度は前から自転車で来た黄色カーデの中年女性に声をかけた。すると、この地図からすると、あの道路の一角やねえ。私自転車やから、見てきてあげるわ!と、さーっと、走って行ってくれた。なんて、親切。すぐに戻ってきて、あったよ。でもカーテン降りてて、閉まってるわ。とのこと。ありがとうございました。どこから来てんの?へえ、そう。残念やねえ。と、気さくに元気つけてくれた。

もう一度、営業時間確認してみて、悔しいので電話してみた。しかし、やっぱりでない。仕方ないので、帰ることにした。

途中、もう一件、フリーペーパーに紹介されてて、以前入ったことのあるカフェにも行ってみたがやってない。こちらもホームページでは、営業中のはずなのだが。もう!どうなってんの?

最近の小洒落たカフェは自由すぎる営業の仕方を展開中だ。開店も週4ぐらいだったりする。いい加減と言いたくなる。客の立場からすると。しかもわざわざ宣伝するのなら。ひょっとしたら2足のわらじ、もしくは子供が小さいのかも知れないが。

こんなことなら有名チェーン店でゆっくりすれば良かった。せっかくの自由時間が丸潰れ。もう、探すもんか!個人店の古民家カフェなんか!ただ、大阪の厚い人情は再確認できたわ。
オシャレな町屋カフェは開いてる時にふらっと入る。これに限る!


クドカンの舞台「もうがまんできない」

2023-05-20 12:53:00 | 日記







3年前、無観客での収録後、かえって消化不良でモヤモヤしてました。(略)俺だけじゃなく、みんなウケたい病なんだと嬉しくなりました。再演だけど、初演です。お客さんの笑い声で完成させて下さい。もうがまんできない。
宮藤官九郎
(フライヤーより抜粋)

今回、私も二階席の後ろの方で参加させて(観せて)頂きました!
誰が誰かさっぱり分からんかったです。が、いや、さすがに主役(みなそれぞれに主役だけど)の阿部サダヲとほぼまっ裸で大サービスの皆川猿時さん(さん付けしたくなる晒しっぷり!履いてませんから!後ろの方でよく見えないけど、あれは履いてないと思う)
あとの方々は、全然分からないのだけど、爆笑に次ぐ爆笑でした。
あとから、友だちに聞くと、最初のシーンで出てきたのが、私のお気に入り仲野太賀と永山絢斗(けんとって読むんやね、じゅんとって言ったら友だちに訂正された。)
この2人が、お笑いコンビなんだけど、もう笑わすのなんの!とくに絢斗が足をブルブルさせるたびに可笑しくて!今、思い出しても笑える。
あとはもう、ハゲ、出会い系不倫、デリヘル、懐かしのケーキ顔投げ、そして風雲たけし城などなど、TVで出来ないことも盛りだくさんでした。
昭和テイストたっぷりで嬉しいドタバタコメディ。一回だけ、ケータイで時間確認したけど。もっといい席だったら、もっと役者の表情などに集中できただろうと残念。オペラグラス買うかな。でもオペラグラスだと、顔しか見えなくなるしな。難しい。

根本宗子作・演出 舞台「宝飾時計」

2023-05-16 23:20:00 | 日記
今年1〜2月に行われた高畑充希が主演の舞台「宝飾時計」が早くもwowowで放送された。他の舞台もどんどん早く放送されないかなあ。
お正月ぐらいにこのフライヤーを見て、高畑充希が舞台やるのかと思ったがチケットがまあまあ高額で、しかも「宝飾時計」ってタイトルがデパートの展示会か、買取業者のチラシ裏面みたいな地味さで、ちょっとどうかな?と思った。

ところが、作演出の根本宗子氏は10年前にエッジの効いた作風で話題を呼び、岸田國士戯曲賞にもノミネートされた注目の人だそう。私が先日読んだ小説「今、出来る、精一杯」も舞台を小説にしたものだった。たしか小説にも病んだ若人がたくさん出てきて、わちゃわちゃしてて、面白く読んだ。

しかし、この作品がエッジが効いてるかといえば、どうかな?タイトルが昭和っぽいし。
でも俳優たちは、早口でイキイキとセリフをまくしたて、舞台を縦横無尽に動き回って、上手いなあと。とくにステージママに振り回される子役で、のちに引きこもりになるという振り幅の大きい役を演じた小柄で可愛い女優さんがとても良かった。
なぜか、小池栄子は張り切り過ぎてて(ねもしゅーの舞台に呼ばれてうれしい!と答えてらしたね)、成田凌は目が開き過ぎ(舞台で気張りすぎ?映画で観たゲイの役はとても良かった)。見てて少し違和感。
高畑充希は、今やってるドラキュラの娘役と演技のニュアンスが似てたね。高畑充希の芝居はこうです!という個性がハッキリしてて、主演の風格。舞台出身、いやミュージカル出身だったっけ。

えーと、ストーリーはややこしかった。(2回観た。)純粋過ぎて、好きな人を好きという自信が持てない男と、そんな男を待ち続ける女のお話。2人は子役時代に知り合い、人前では本当の自分が出せないシャイなところが気が合って恋におちる。けど、一度は男が逃げ出し、30歳になった今も子役を演じ続ける女の前に再び現れる…。
退屈するほどでもないけど、2時間半は少し長く感じた。でも、人間の弱さ繊細さ傲慢さを深掘りしていくような作風が好みだし、少しだけつかこうへいの作風に似てる?ようにも思ったりして。

nhkBS「街角ピアノ」ニューオリンズ

2023-05-08 00:48:00 | 日記
もしもピアノが弾けたならぁ〜♪ 私も街角や駅でピアノを弾いてみたい^_^

先日、放送されたハラミちゃんの駅ピアノも突然連弾が始まったりしてエキサイティングだったけど、7日に放送されたアメリカ南部の町ニューオリンズ編も良かったな。

ニューオリンズはジャス発祥の地。ルイアームストロングが育った街でジャズ博物館があり、その入り口に置かれた(期間限定だそう)黄色いピアノでステキな演奏が繰り広げられた。

ビール片手にやってきたTシャツ短パンのほろ酔い男性。ポロリポロリと明るい曲を奏でる。ゆるゆるな演奏というか、余裕というか、これがアメリカ南部のフリースタイル街角ピアノかあ!と、面白がってたら、キッチリ彼はバンジョーの演奏家でした。昔はジャズにバンジョーは欠かせない楽器だったとか。ふらりとやってきたけどやっぱりミュージシャンだったのか。

次にやってきて弾いたのは、きちっと制服を着たツアーガイドの女性。ジャズのルーツは、アフリカ系黒人から始まったことを伝えていきたいと、真摯に語ってました。

ルイアームストロングを弾いたのは、若手音楽家の女の子。仲間が別の楽器でトリオ演奏。ピアノには、彼らの絵が描かれていて、描いたのは、地元画家の女性。やっぱり自由だ。

旅行に来た若いカップル。彼女のために彼が"愛の夢(フランツ)"を弾いて、ラブラブ。

パリ在住の男性ミュージシャンは、三か月滞在して、本場ジャズの経験を積んでるところだそう。

ニューオリンズには、ジャズ葬というのがあって、辛い人生を終えて天国で幸せになってという意味で行うそうだ。"聖者の行進"は、そういう意味の歌でジャズ葬で演奏され、皆で行進しながら葬儀を行っていた。その葬儀を終えてやってきたのが、52歳看護師女性、讃美歌を弾く。

次に来たのが、修学旅行の引率で来た音楽教師。戦争のメリークリスマスを弾く。坂本龍一を偲んで。

家族旅行中の男の子は、ベートーヴェン。

キューバ音楽とジャズのmixするピアニスト29歳男性は、即興演奏。

ピアノ調律師29歳男性は、自作の曲。

作曲家になりたいニューオリンズ在住15歳女の子も自作曲。怒りや感情を感じたらピアノを弾く。暴れるよりマシでしょう?とのこと。やはりアメリカも子供は辛いか?

49歳まで有名バンドメンバーだった男性。ハリケーンで被災。再び活動のため戻ってきたとのこと。

最後は、72歳男性ミュージシャン。"この素晴らしき世界"を演奏。この街を人生の終着点にと語っていた。